井上揚水-氷の世界ツアー2014

「チケット当たったわよ」
「え?すごいじゃん!」

氷の世界ツアー 2014

inoueyosui

01. あかずの踏切り
02. はじまり
03. 帰れない二人
04. チエちゃん
05. 氷の世界
06. 白い一日
07. 自己嫌悪
08. 心もよう
09. 待ちぼうけ
10. 桜三月散歩道
11. Fun
12. 小春おばさん
13. おやすみ

 

 

この歳になって初めての井上揚水のコンサートに行く。

そのくせ何の下調べも無しに出掛けてしまった。

 

LP 「氷の世界」が発表されてから40年で、

今日は「氷の世界」の全13曲を歌うと、

揚水が言うじゃぁありませんか。

 

え?!そうなんだ、いいじゃん!

だけど、しまったぁ、だったら予習して来るんだったぁ!

って、もう後の祭り・・・。

 

40年前といえば高校生ど真ん中。

かぐや姫60%、吉田拓郎20%、井上揚水10%、くらいだったかなぁ。

 

いや、

 

かぐや姫100%だったり、拓郎100%だったり、揚水100%だったり、

って感じの方がしっくりするかな。

 

 

♪気まぐれ いたずら 待ちぼうけ

 

うわぁ、それもそうだったかぁ。

 

あの頃っきり聞いてもいないし、歌ってもいない。

 

そういう歌が何曲か続く。

 

だけど忘れていない歌詞が口をつき、

あの頃がフラッシュバックしてきて、

胸を熱くする。

 

かぐや姫や南こうせつが連れてきてくれる「あの頃」とは、

また違った「あの頃」が連れられて来る。

 

 

私は、メロディとかリズムとかの善し悪しがよく解らず、

もっぱら歌詞に耳を傾け、

その歌詞に自分の暮らしや思いを重ねて歌を楽しむのだが、

 

そういう点からすると、

 

井上揚水の歌は、何を言いたいのか、何の事なのか、

私には理解できない歌詞が多かったりして・・・・、

 

それでも、あの頃、ギターを弾いて口ずさんだのだから、

なにか胸に響くものがあったのだろう。

 

そういうシーンや思いが、歌に連れられてよみがえる。

 

コンサートの中で、揚水もさかんに「当時」って言っていた。

 

「当時」「あの頃」揚水の歌を口ずさんだ私のシーンや思い。

 

 

♪ 探しものは何ですか

 

40年前に何かが胸に響いて歌った歌が、

40年後になっても胸に響くのは、

人生40年、探しものは何も変わっちゃいないってこと?

 


 

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