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本当はまだ透析しなくても良かった?


本当はまだ、透析しなくても良かったんだろうなぁ、とこの頃思う。

 

いや、透析当初から、そういう思いはあるのだけれど、

そんなこと思うのは、親身に診てくれているお医者さんに対して、

不遜きわまりない、甚だしく尊大なことであると、言い聞かせている。

 

だけど、透析歴5年、6年と経過するうち、

透析に慣れるとともに、透析のある暮らしの限界にも幾度かぶち当たる。

 

そんな時、透析じゃなかったらなぁ、と思う。

 

透析導入の引き金を引いたのは、「呼吸困難」だった。

 

その朝、呼吸困難気味になって目が覚めて、

主治医から腎臓専門医を紹介され、その医者の判断で透析導入となった。

(その様子は、こちらに詳しく書いています。⇒クリック

 

あの息苦しさは、

腎臓が水分を除去しきれなくなり、肺で溢れたから、と判断されたわけだが、

ほんとうは、冠動脈の詰まりからきていたと思われる。

 

なぜなら、同じような息苦しさは、透析後にもたびたび現れ、

それは冠動脈の詰まりが原因で、心臓バイパス手術へと進んだのだから。

 

そして、心臓バイパス手術後は、そういう息苦しさは現れないのだから。

 

 

もっとも、冠動脈の詰まりだって、透析医はもちろん、循環器医ですら、

レントゲン、心電図、心臓エコーの結果じゃ診断がつかなかったくらいだから、

あのタイミングで腎臓専門医に判断がつくはずもない。

 

 

当の自分は自分で、透析を回避することばかり考えていて、

透析を導入することになるなど考えてもいなかったものだから、

透析を導入するということに対して知識がなさ過ぎた。

 

「信頼できる医者と心中するつもりで医者の言うことを聞く」

と、何も勉強しようともせずに、都合良く自分に言い聞かせ、

他人にも公言し、

だけど、医者の言うとおり、減塩してダイエットはした。

 

ただ、それはそれで、20kgもダイエットできたのだから、

医者には大いに感謝してあまりあるほどではあるのだが。

 

でも、少しでも勉強して知識があれば、

透析導入の宣告に際して、質問なり、要望なり、

もう少しは抵抗できたんじゃないか、と悔やまれる。

 

そうすれば、

いつもなら納得のいかない「様子をみましょう」くらいで、

その場は透析導入まで進まずに済み、

そのまま今も透析にならず、減塩生活を続けていたのではないか、

と思ったりするのだ。

 

 

 

でも他方では、

 

透析導入は、

体や暮らしや、大げさに言えば「生き方」への警告、

あるいは救いだったんだろうとも思う。

 

 

透析にならなければ、おそらく未だに夜更かしし、

ITの最前線を全速力で突っ走っていたかもしれない。

 

いや、透析前約2年半の減塩・ダイエットで、

すでに全速力では無くなっていたから、

透析の時には、IT最前線をゆらり散歩くらいだったかな ^^;

 

それでもまだ、酒もタバコも人一倍ヘビィだったから、

おそらく今となっても、「酒にもタバコにも塩分は入っていないのだ!」とか言って、

夜更かしして、酒を浴び、煙草の煙まみれになって、

IT業界に背伸びして、突っ張って生きていたに違いない。

 

そして、仮に腎臓が堪えていたとしても、

肺か肝臓がダメになっていたかもしれない・・・・・。

 

透析導入は、それらをすべて捨て去らせてくれた。

IT業界も資格もお客様もすべて捨て去らせてくれた。

もちろん、酒も煙草も夜更かしも。

 

もちろん未練はあった。

若い頃から積み重ねてきた糧をなにもかも無くしてしまうわけだから。

 

でも、何より、気力がついていかなくなってしまった。

透析への絶望感からなのか、透析生活パターンの限界からなのか、

原因は未だに解らないが、気力が無くなってしまった。

 

あるいは、透析とはまったく関係なく、

背伸び、突っ張りの限界だったのかもしれない。

 

能力以上のことを望んでいたのかもしれない。

 

そうなのかもしれないと、IT音痴になってしまった今、思う。

 

ほんとうは、まだ透析はしなくても良かったのかもしれないけど、

透析を理由にすべてを捨て去って生き方を変えるチャンスを

くれたのかもしれない。と、今思う。

 

きっとそうに違いない。

 

50歳という年齢からの生き方、

降りていく人生のあり方、

がんばるけど、

無理して登らない、

突っ走らない、

突っ張らない、

そういう生き方にシフトチェンジするチャンスだったに違いない。

 

透析になったこと、本当は間違っていたんじゃないかと疑いながらも、

透析になってしまったから変われたことの方が大きいかな、と、

このブログを書きながら思い始めている。

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