遠州森町の八形山というところにトレッキングに出かけた。
自宅から車で小一時間で行けて、
さらに小一時間で山歩きできる場所をネットで検索したら、
この八形山というところが良さそうだったので出かけた。
森の石松で有名な大洞院の駐車場に車を停めさせてもらい、
登り道の車道を400mほど歩くと登山入口の看板が出てきた。
「散歩道」「ハイキングコース」って書いてある^^;
山を歩く気分満々で出かけてきているのに散歩道だなんて・・・・・。
まぁ、ド素人にはちょうどいいかも、と思い直す。
しかし、入口からしばらく丸太が埋め込まれたの階段が続き、
これが思ったよりしんどくて、
その上いきなりうっそうとして奥深い山の中に入り込んだようで、
さらには昨日の雨で足元が滑りそうで、
滑って転んだりして動けなくなったらどうしよう、とか、
素人のくせにひとりで来てしまったことを後悔し始める。
が、ほどなく樹林帯(大げさかな?)を抜け、尾根道のような感じに↓
眺望が開けてくると、なんだか元気が出てくる。
間もなく、 ベンチも置かれている休憩ポイントに↓
山肌が現れたりして、森林限界を超えた高山に居るみたい^^。
しっかり休憩して汗を拭き給水も忘れずに。
看板を見ると、大洞院から750mしか来ていない・・・・・。
山に入ってからだと350mしか来ていないってこと?
ずいぶん登ったような疲れ具合だけど・・・・・。
でも、休憩し過ぎちゃいけないって、
モノの本に書いてあったので、休憩もほどほどにして歩き始める。
すると、ほどなく「ロマンの丘」というポイントに↑
こっちが休憩ポイントだったのかもしれない。
正面に見えるのが八形山かな?
でも、休んだばかりだったし、道も平坦だし、先に進むことにした。
八形山までは500mだ。↓
多少のアップダウンを100mも行くと、
ますます気持ちよく眺望が開けたところを歩くようになり、
なんだかとても得したような気分^^v
やっぱり、あの前方のちょっととんがったところが八形山に違いない。
あと、一息だな。
すると、そのあと、また樹林帯に入り、眺望はなくなり、
多少のアップダウンのあと、急な階段道になった。
どうしよう。迷いが生じた。
けっこうしんどいし、帰路のことも考えると、この辺で引き返そうか。
なかなか爽快な気分も味わったし、引き返す頃合いかな。
すると、前方から、楽しそうに若いカップルがやってくる。
「こんにちは」
「こんにちは」
ここで引き返すと、後を着いていくことになり不審だなぁ・・・・・。
山頂までは、おそらくもうあと2~300mだし・・・・・・。
先に進むことにした。
でも、写真を撮る余裕はなく、必死に登り始める。
そうだ、ポールだ!ここでポールだ!
ウォーキング用に何年も前に通販で買ったポールを持ってきている。
そのポールを使うと、なんだか体が軽くなったように感じた。
正しい使い方も知らないのに、ほんとかな?気のせいかな?
そんなことぶつぶつ言っているうちに、
ついに先が開け、八形山山頂に到着!
時計を見ると、歩き始めてから一時間弱が経過している。
大洞院から1500mを一時間か。
遅すぎるのかな?
よく解らないけど、でも超初心者としては大満足で、
山頂に腰を下ろして、持ってきたアンパンなどほおばり、
汗がひくまで、しばし景色と風を楽しんだ。
帰り道は、思ったよりも楽で、あっさり歩けた感じがした。
途中、後ろから来て走り抜けていく若者が居た。
トレイルランニングってやつなんだろうな。
走り抜けられる程度の山ってことなんだな。と、
こんなところでふぅふぅ汗をかいている超初心者ぶりに汗がでた^^;