地域おこし協力隊2(集落支援員)

地域おこし協力隊に興味を覚え、
地域おこし協力隊の募集要項を読み漁り、
その地域をネット検索してあれやこれやその地域の情報収集したり、
あっちの村だったりこっちの町だったり、問合せのメールを送り、
採用されて移り住んで活動している場面なんかを想像したりしていたわけだが、
詳しくはこちら⇒

全滅かな・・・・・・・。

あっちの村からこっちの町から、やんわりとしたお断りのメールが返ってくる。
年齢制限、そして体力的なこと、その辺が概ねの理由だ。

そりゃそうだよなぁ、と立場を替えて、容易に想像がつく。

地域おこしは、よそ者・ばか者・わか者の3つがキーワードだ。

いくら若いつもりでいても、
しょせんは、60歳を過ぎた体力・気力・発想力に過ぎないわけで、
そんなものに地域おこしの当事者としての期待を寄せるわけにはいかない・・・・・。

何通かの返信をもらううち、
なにを甘い想像を膨らませていたんだろうと、目が覚めて現実に戻ってくる。
まぁけっこう楽しんだわけだし、もうこの辺で終わりにしようと。

と、
一通だけ、可能性をちらつかせてくれる。

あなたの希望される仕事とは違うかもしれませんが、
集落支援員という制度がございます、と。

それは、地域の困りごとを解決していただくもので、年齢制限もございませんので、
もし興味をお持ちいただけるようでしたらご連絡いただければ、という。

グラっとした。

すぐに総務省のHPで集落支援員というのを調べてみる。

集落支援員というは、
集落の「目配り」として、巡回、状況把握、話し合いなどを行うのだとある。

急に尻込みした。

地域おこし協力隊で、地域の情報発信をする程度に考えていたものが、
地域に暮らす人たちとその暮らしに密着した役割を担うだなんて、
荷が重すぎる。

強烈なストレスも抱え込みそうだ。

勝手な言い分だが、
その重荷やストレスを抱え込んでまで、その土地に住んでみたいわけじゃ無い。

浦安や奈良や京都や北海道に住んでみたいと思ったその訳は何だったのか、
出発点に戻ってきてしまった。

地域おこし協力隊も集落支援員も、
行政がほんとうに困っているから考え出された制度であるはずで、
それに対して、腰掛程度の物見遊山な心持ちで臨もうとしたこと自体が不届きで、
何を血迷ってしまっていたんだろう。深く反省した。

それにしても、どの市町村の窓口担当者も優秀なようで、
問合せに対してはやんわりと断るが、その市町村への興味を失わせないよう、
配慮の利いたメールを返してくれる。

これを機に、一度は足を運んでみようかな、とは思う。

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