透析事故

「あと、1時間とちょっとね」

「え?もう終わりじゃないですか?」

「5時間だから、あと1時間よ」

「いや、4時間でお願いしたんですが・・・・・」

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初めての看護婦さん

「初めてなんですけど、私が補助させてもらいますので、いいですか?」

「はい、どうぞ」(って、イヤだとは言えないでしょ、ふつう)

 

初めて透析の針を刺すという看護婦さんの登場で、

いつもの看護婦さんが補助につくから、穿刺させてもらっていいか、という。

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本当はまだ透析しなくても良かった?

本当はまだ、透析しなくても良かったんだろうなぁ、とこの頃思う。

 

いや、透析当初から、そういう思いはあるのだけれど、

そんなこと思うのは、親身に診てくれているお医者さんに対して、

不遜きわまりない、甚だしく尊大なことであると、言い聞かせている。

 

だけど、透析歴5年、6年と経過するうち、

透析に慣れるとともに、透析のある暮らしの限界にも幾度かぶち当たる。

 

そんな時、透析じゃなかったらなぁ、と思う。

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