体重も20kg減量し、減塩と腹八分目の暮らしは続いた。
腎臓の悪化を告げられ、ダイエットと減塩の毎日を送っていた。
クレアチニンの値もカリウムの値も横ばいを維持している。
透析患者のブログです。2008年、50歳を過ぎて透析生活者となりました。透析になる前のジタバタした苦悩や、その後の透析を苦にしない(時々苦になりますが・・)暮らしや体験を綴った透析ブログです。心臓バイパス手術があったり、チベット体操でダイエットしたり、フォークソング・ライブしたり、トレッキングしたり、そんな内容です。では、どうぞ↓
人工透析
体重も20kg減量し、減塩と腹八分目の暮らしは続いた。
腎臓の悪化を告げられ、ダイエットと減塩の毎日を送っていた。
クレアチニンの値もカリウムの値も横ばいを維持している。
ダイエットは面白いように進んだ。
83kg以上あった体重は、3ヶ月後には73kgを切っていった。
10kgダイエットすると公言してわずか2ヶ月かそこらで10kg達成してしまった。
減塩して腹八分目の食事にして、一ヶ月で3kgの減量ができた。
83kgの体重が80kgを切ろうというところまで落ちてきたのだ。
一日の塩分の摂取量が4g以上8g以下で、腹八分目のダイエット生活は、
多少の挫折はありながらも、体重が落ちていくという効果を見せ始めた。
しかし、肝心なのは、腎臓の変化はどうかということ。
明らかに塩分の多いものは食べないことにした。
すると、
日本食の基本のような、心髄のような食べ物が、
全部消えてしまった。
小さなお弁当箱の減塩弁当を持って出かける毎日となった。
時には、ひとり公園のベンチでお弁当を広げる。
時には、海辺の堤防で海をながめて、お弁当と話す。
減塩・腹八分目のダイエット、
一週間くらいが経った頃だったろうか、変化が現れ始めた。
力が出ないのだ。
“塩分8gのダイエット生活のつまづき” の続きを読む
一日塩分8gで、腹八分目のダイエット生活が始まった。
朝はトーストと目玉焼きとコーヒー。
トーストにバターを塗ると塩分の摂取量がわからなくなる。
目玉焼きに塩こしょうしたら、これまた塩分の摂取量がわからなくなる。
コーヒーには塩分は含まれていそうにない。
妻は待ちくたびれた様子で尋ねる。
「腎臓がダメだって」
「ダメって?」
「透析だって」
「透析?すぐに?」
「すぐじゃないけど、いずれ透析になるって」
「じゃ、まだ何とかなるんでしょ?」