夢のボタンホール(1)

透析患者になって2年半が経過した頃、

毎日繰る日も繰る日も、シャントの痒みに悩まされていた。

 

つい、ひと掻きしてしまい、

その刺激がさらなる刺激を呼び覚まし、痒くて痒くて耐えられなくなる。

 

シャントを真っ赤に腫らしたり、掻き傷跡を残したりして透析に臨むと、

「ボタンホールに挑戦してみる?」

「ボタンホール?」

「ペンレス(麻酔シール)を貼らないようにしたいでしょ?」

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草が生えるのを待っている

60歳定年後の余暇について考えている。

若い頃、総務の仕事をしていた時のこと。

景気が良くて、工場には人手が足りなくて困っていた。

そんな中で、55歳の定年退職を迎えた方が居た。

(当時は55歳が定年だった)

私は、お役目として、退職の手続きをする一方で、

さらに延長して働いてもらえないものか打診した。

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余暇のこと考えたことある?

余暇生活開発士という資格をとるために、『余暇』のことを勉強したことがある。

 

しかし、経済状態の浮き沈みと競争原理の中で、

いつの間にか、余暇を考えることと同時に、資格も消滅してしまったようだ。

が、その時に勉強したことは、自分のこととしてずいぶんな刺激になった。

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冠動脈風船&ステント治療(3)-地獄の絶対安静

冠動脈の風船&ステント治療が済み、ベッドのまま病室へ運ばれる。

(その話はこちら→)

絶対安静が要求されるから、ベッドを移すことはしないようだ。

 

「それでは、今から7時間半は動いちゃダメよ。

7時間半経ったらベッドの上でゴロゴロしていいからね。

その後2時間したらベッドに腰をおろしてイイからね。

でも、まだ歩いちゃダメよ。その後2時間で歩いてイイからね」

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