NHKの「のど自慢」に出た。
って、予選会だけなんだけどね^^v
磐田フォークソング愛好会のメンバーで、
興味半分面白半分で申し込んだところ、抽選に当たっちゃった。
さぁ大変。
しかも、普段はギターなど楽器を持って歌うのに、
どうもそういうわけにもいかないらしいってことで、
急遽、慣れないフリ(踊り)などを考えて・・・・・
衣装は磐田フォークソング愛好会のTシャツで揃えて、
ズボンは?靴は?
さぁ大変。
フリが覚えられない、リズムに乗れない、全員が合わない・・、
フリに気を取られて歌詞を間違う、ハモれなくなる・・・、
いい歳して、学園祭に臨む学生みたいに、
わーわー言いながら、夜な夜な練習に悪戦苦闘の大笑い・・・。
応援の横断幕は作らなくていいのか?
作ろう作ろう!
AKBかEXILEか、
いやいや、フォーリーブスにリリーズだって?
夢にまでうなされながら、いよいよ予選当日を迎える。
外はあいにくの雨。
会場の市民会館は受付の2時間ほど前から列ができる。
2000通の応募の中から選ばれた250組での予選会。
明日の本番生放送に出場出来るのはわずか20組。
1組に与えられる時間は、40秒~60秒くらいらしい。
我々の出番は14番め。
本番と同様に20組が舞台に乗って、生バンドで次々歌う。
緊張する間もないほどの楽しくスピーディな運びで、
さすがNHK、と感心することしきり。
あっという間に予選会の出番は終わり、
夕刻の発表までの時間をどう過ごすのか心配したが、
食事をすませた後、会場の市民会館の席に戻り、
まだ残り100組位の様子を見始める。
知らない人の、それも素人の歌を聞いていても、
きっとつまらないだろうとの想像をよそに、
これが、面白い!
本番と変わらず、いや本番よりバラエティで、
歌が上手な人、舞台慣れしてる人、面白い人、
その上、進行の上手さ早さも幸いして、
飽きることなく、最後まで見てしまった。
いや、参加したという感覚だ。
これなら、全部見たかったものだと、
ゆっくりご飯食べて珈琲飲んでた時間が悔やまれる。
審査に1時間くらいかかるということで、
会場は、希望者による抽選カラオケ大会。
予選会出演者・応援者等で満員の会場は、
出てくる人ごとにやんややんやの大騒ぎ。
しかして、審査の結果発表、
予選突破ならず・・・・・
すっかり暗くなった小雨模様の中を、
心地よい疲れを感じながら、
それでも大声で話をし笑いながら帰る。
予選突破はできなかったけど、
ほんとうに面白かった、楽しかった。
1500席を満員にして、
予選会だというのに火花を散らすような緊迫感ではなく、
1500席の一体感さえ感じる、文化的行事だなぁと思った。
死ぬまでに、もう一度のど自慢が来てくれるかどうか、
もし来たら、きっとこの次も応募しようと思う。
翌、本番当日は、テレビの生放送で、今日選ばれた20組を応援する。
まるで友達を応援するように。