NHKのど自慢に出たら

NHKの「のど自慢」に出た。

って、予選会だけなんだけどね^^v

20160130_nodoziman

磐田フォークソング愛好会のメンバーで、

興味半分面白半分で申し込んだところ、抽選に当たっちゃった。

さぁ大変。

 

しかも、普段はギターなど楽器を持って歌うのに、

どうもそういうわけにもいかないらしいってことで、

急遽、慣れないフリ(踊り)などを考えて・・・・・

衣装は磐田フォークソング愛好会のTシャツで揃えて、

ズボンは?靴は?

 

さぁ大変。

 

フリが覚えられない、リズムに乗れない、全員が合わない・・、

フリに気を取られて歌詞を間違う、ハモれなくなる・・・、

 

いい歳して、学園祭に臨む学生みたいに、

わーわー言いながら、夜な夜な練習に悪戦苦闘の大笑い・・・。

 

応援の横断幕は作らなくていいのか?

作ろう作ろう!

 

AKBかEXILEか、

いやいや、フォーリーブスにリリーズだって?

夢にまでうなされながら、いよいよ予選当日を迎える。

 

外はあいにくの雨。

会場の市民会館は受付の2時間ほど前から列ができる。

 

2000通の応募の中から選ばれた250組での予選会。

明日の本番生放送に出場出来るのはわずか20組。

1組に与えられる時間は、40秒~60秒くらいらしい。

 

我々の出番は14番め。

本番と同様に20組が舞台に乗って、生バンドで次々歌う。

緊張する間もないほどの楽しくスピーディな運びで、

さすがNHK、と感心することしきり。

 

あっという間に予選会の出番は終わり、

夕刻の発表までの時間をどう過ごすのか心配したが、

食事をすませた後、会場の市民会館の席に戻り、

まだ残り100組位の様子を見始める。

 

知らない人の、それも素人の歌を聞いていても、

きっとつまらないだろうとの想像をよそに、

 

これが、面白い!

 

本番と変わらず、いや本番よりバラエティで、

歌が上手な人、舞台慣れしてる人、面白い人、

その上、進行の上手さ早さも幸いして、

飽きることなく、最後まで見てしまった。

いや、参加したという感覚だ。

 

これなら、全部見たかったものだと、

ゆっくりご飯食べて珈琲飲んでた時間が悔やまれる。

 

審査に1時間くらいかかるということで、

会場は、希望者による抽選カラオケ大会。

予選会出演者・応援者等で満員の会場は、

出てくる人ごとにやんややんやの大騒ぎ。

 

しかして、審査の結果発表、

予選突破ならず・・・・・

 

すっかり暗くなった小雨模様の中を、

心地よい疲れを感じながら、

それでも大声で話をし笑いながら帰る。

 

予選突破はできなかったけど、

ほんとうに面白かった、楽しかった。

 

1500席を満員にして、

予選会だというのに火花を散らすような緊迫感ではなく、

1500席の一体感さえ感じる、文化的行事だなぁと思った。

 

死ぬまでに、もう一度のど自慢が来てくれるかどうか、

もし来たら、きっとこの次も応募しようと思う。

 

翌、本番当日は、テレビの生放送で、今日選ばれた20組を応援する。

まるで友達を応援するように。

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