今回の血液検査で、副甲状腺が何とかで、
レグパラという薬が新たに処方された。
なんだかよく解らなかったので、
薬剤師に聞いてみようと思いながら、薬をもらいに薬局へ。
すると、薬剤師は、辞書のようなものを片手に、
「カルシウムが高かったですか?」
「そうでもなかったと思うのですが・・・・・」
「新しくレグパラという薬が出されています」
「副甲状腺が何とかって言われましたが、どういうことなんですか?」
「副甲状腺が働き過ぎているのでそれを押さえます」
「副甲状腺が働き過ぎるとどうなるのですか?
副甲状腺が働き過ぎるようになる原因は何なんですか?」
すると薬剤師は、手にしていた辞書のようなものを繰り始め、
「透析患者さんにはよくあるのですが、腎臓の機能が影響して、
ちょっと難しいのですが・・・・・・・」
辞書のようなものを読み始めた。
説明が始まるのを待つが、
「めぐり巡って、副甲状腺が働き過ぎちゃうんですが・・・・・・」
辞書に目線を落としたまま、独り言のように・・・・・。
なんだか沈黙が耐えきれなくなり
「わかりました、難しいんですね、OKです」
明るく言って、薬をもらい、会計を済ませ引き上げてきた。
新しい薬の処方が出て、
それを調べるために辞書を持って来たんじゃないのかなぁ。
前日に処方箋はFAXしてあるんだから先に調べて置いて欲しいなぁ。
そして、素人に分かり易く説明して欲しいなぁ。
それが、プロの役割だと思うんだけどなぁ。
そんなことを思いながら家に帰り、
インターネットで「レグパラ」とか「副甲状腺」とか検索してみる。
すると、たくさん情報があるのだが、いくつか読んでみても、
専門語が並んでいたりで、正しい理解が出来たと思えないのだが、
透析患者の合併症で、副甲状腺ホルモン(PTH)が出すぎて、
高カリウム血症になってしまうため、血清カルシウム濃度を低下させるために、
レグパラが用いられる。ようだ。
どうだか・・・・・?
合併症といわれてしまうと、いよいよ透析患者として、
逃げるに逃げられないところへ入ってしまったような気分になる。
薬に頼るしかないのかなぁ。
生活習慣・食生活で改善の余地はないのかなぁ。
もがきたくなる。
今晩は、こやまんさん
副甲状腺ホルモンPTHは、骨からカルシウムを溶け出させるホルモンと聞いています。出過ぎると骨がスカスカ(骨粗しょう症)になるようです。(1年に1回は骨密度検査したほうが良いかと思います)
原因はカルシウムを腸管から吸収するために活性型ビタミンDが必要ですが、ビタミンDを活性型にする臓器が腎臓だそうで(皮膚からも出来るようですが)そのためにカルシウムの貯蔵庫である骨からカルシウムを補給しようと副甲状腺ホルモンが沢山出てくるようになるようです。そうなると副甲状腺が亢進(腫れてきます)してバカになり副甲状腺ホルモンが大量に出たままになるようです。レグパラという薬は副甲状腺に働きかける薬のようです。あと血清カルシウム濃度が低ければ活性型ビタミンDを飲み薬や透析の回路から補充したりします。こやまんさんの場合、血清カルシウム濃度が上限に近いのでレグパラになったのではと思います。最後の手段としては、副甲状腺の摘出手術やエタノールの注射で副甲状腺をダメにするようです。レグパラが出来てからは少なく成ったようですが。
私は医師ではないので間違えているかもしれません。こやまんさんの主治医に詳しく聞いてみてはいかがでしょうか?
>スズさん、こんにちは。
さすがスズさん、分かり易く教えていただき、ありがとうございます。
理解できたように思います^^
ところで、主治医に、ということなのですが、
透析になってから、透析病院の先生が主治医になったのだろうと私は思っているのですが、みなさんは透析病院の医師の他に主治医を持っているんでしょうか?
透析の事ですから、透析の医師のことですよ。私も透析病院の医師以外は主治医はいません。
スズさん、こんにちは。
そうですよね、透析病院の先生が主治医ですよね、安心しました。
ありがとうございました。