ただ成長を見守る

3人めの孫が生まれた。

長女のところに2人、そして、こんど次女のところに1人めが生まれた。
青森から磐田へ里帰りして女の子を生んだ。

それを喜んで、家族が集まってきた。
千葉から、伊豆から、子供たちと孫たちが帰ってきた。

家族が揃う、こんなうれしいことはない。

めったに皆が揃えなくなってきたので、悦び勇んで記念撮影^^。

そんな記念撮影した写真を眺めながら、感慨にひたった。

2人で始めた暮らし、
3人の子供に恵まれて、4人の家族に囲まれて、5人の家庭を営んできた。
ひとり巣立ち、ふたり巣立ち、さんにん巣立ち、いつか2人の家庭に戻った。

巣立っていった子供たちは、それぞれの家庭や暮らしを営みはじめ、
それぞれの場所に家族が増えていき、
冠婚葬祭でもないと皆が揃うこともなくなりつつあるが、
皆が揃うとそれは豊かで賑やかく幸せな時間に包まれる。

そして、それぞれは、
それぞれの個性の違いと、それぞれの未来を覗かせる。

そう、子供たちにも、孫たちにも、それぞれの未来が待ち受けていて、
それはみんな自分で切り開いていく未来であって、
親だからっていっても、もう何を創造してやることも、助けてやれることも、
なにひとつないように思う。

私たちの時代と違って、
これからの時代はもう私たちでは想像もできない困難な時代に違いない。

その困難な時代を戦い生き抜いていかなくてはならない、
その困難な時代へ向かって人生を進めていかなくてはならない、
大変だ。

その子供たち、孫たちに、
父さんも母さんも、爺ちゃんも婆ちゃんも、
もうなんにもできないんだろうなぁ。

だけど、
いつだって、どんなときだって、
お前の見方だ、お前を応援してる。

新しい命を見つめながら、
育っていく命を見つめながら、
それを育てていく人生を見つめながら。

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