ここ数年、ほとんど薬の変化無く過ごしてきていたが、
新しい先生がきたせいか、薬の変更が多くなった。
ぼんやり聞いているせいもあるのだが、
何が何だかよく解らなくなってしまっており、
看護師さんに書き出してくれないかと無理をお願いする。
穿刺もひと通り済み、
夕食も先生の回診も済んでひと段落する頃、
看護師さんがやってきてカルテを繰りながら書き出してくれた。
6/29 レグパラ 中止 7/11 アロプリノール 開始 痛風の薬 7/27 オキサロール 開始 注射薬・活性型ビタミンD製剤 i-PTH分泌を抑える 8/08 アルファロール 中止 i-PTHの分泌を低下させたり、カルシウムを吸収させる薬 8/17 オルケディア 開始 i-PTHやCaを低下させる薬 二次性副甲状腺亢進症の治療薬 |
「こんな感じでいいですか?」
「ありがとう、面倒かけて悪かったね」
書き出してくれたメモをジッと見ていると、
「副甲状腺の話がややこしくて、何だか解りませんよね」
「そうなんだよね、その辺で何だかよく解らなくなったんだよね」
たいていは、
血液検査の結果、何らかの数値に変化が現れており、
その結果、薬が増えたり中止したり、強めたり弱めたりする。
だから解りやすい。
なのに、このi-PTHだの副甲状腺ホルモンが云々だの、
カルシウムとリンが云々だの、……
という時は、どの数値がどう異常なのかが明快な説明がなかった。
新人に近い看護師が担当だったせいもあるのか、
どの数値がどうなの?という質問に、まともに答えてくれなかった。
まもなく、透析10年になるが。
10年も経つと、あちこちに大きな変化が現れてくるのかな。
きっとそれは”悪化”ってことなんだろうなぁとか思われ、
面倒臭くなって、追及しなかった僕も良くないが、
そのままにした看護師にも問題があるなぁ。と
矛先を替えて収めたりする。
その後、隣のベッドや向かいのベッドの患者からも、
同じ薬を注射する声が聞こえてくる。
あれ?あの人もあの人もか?
新しい先生の見解で変更がなされているのか?
それともなにか実験でもしているのか?
学会で新しい見解が発表でもされたか?
想像を膨らませて、
けっきょく、よく理解できていないまま……。
理解する努力もしないまま……。
まぁ、病院側の処置を覆す見解を持てるはずもなく、
現状を受け入れていくしかないのだから、これでヨシとしよう。
と言い聞かせている。
御無沙汰しています、こやまんさん
お薬の件ですが、私の知っている知識では、アルファロールとオキサロールは同じ活性型ビタミンD製剤でオキサロールの方が効き目が良いようですよ。レグパラとオルケディアも同じ目的の薬でオルケディアが新薬でレグパラより副作用が少なく効き目が良いと聞いています。
私の施設もオキサロールとオルケディアを使用していますよ。
心配でしたらPTHのコントロールが悪くなったのか主治医に聞いてみてはいかがでしょうか?
ご無沙汰しています、こやまんさん
レグパラとオルケディアは、同じ治療のための薬でオルケディアの方が新薬でレグパラより副作用が少なく少量で同じ効果が期待できると聞いています。PTHの数値が落ち着いたのでレグパラを中止したが、ダメだったので新薬で復活したと想像します。オキサロールとアルファロールも同じ活性型ビタミンD製剤でオキサロールの注射薬の方が効き目が良いようでそのためにアルファロールが中止になったと思われます。
私のコメントは、素人ですので主治医に必ず確認してくださいね。
スズさん、こんにちは、ご無沙汰でした^^
スズさん、解りやすいです、納得してしまいました。
ありがとうございます。
それにしても、素人のコメントとは思えません。
どうしてプロがこういう説明をしてくれないんでしょうね。
薬局の薬剤師にも同じデータを渡したんですが、
「よく見ておきますね」と逃げられてしまいました^^;
プロにはプロの難しい背景があるんでしょうかね。