暑い夏だった

ネットのニュースで、
国連が、世界の気象災害の件数が過去50年で5倍になっており、気候変動により、さらに多く深刻になると警告している。と読んだ。

この何年か、地球がおかしくなっちゃってるって肌で感じることが多いんだから、そりゃそうだろうと思った。

稲刈りも済んだうちの裏の田んぼ 2021年8月31日撮影

ここ数年の夏の暑さだって、子供の頃に比べたらあり得ない暑さだと思っているわけだけど…


調べてみた。

気象庁のホームページには過去の気象データが掲載されているので、浜松におけるデータを比較してみた。

1956年8月(今から65年前の私が生まれた年)
・平均気温:25.7°C
・最高気温:36.0°C
・35°Cを超えた日:4日

2020年の8月
・平均気温:29.7°C
・最高気温:41.1°C
・35°Cを超えた日:9日

この65年で8月の平均気温は
4°Cも高くなってる。
最高気温は5°C以上上がっており体温を上回る異常さだ。
また、35°Cを超えた日は、2倍強だ。

65年前は今に比べたら平気気温が4°Cも低かったのだから、子供の頃は今よりもっとずっと過ごしやすかったと思っていたのはあながち間違いじゃないけど、65年前に35°を超えた日が4日もあったなんてことは驚きだ。

それにしても、
今や8月の1/3が35°を超えちゃってるというのもびっくりだ。

せっかくデータがあるのだから、子細に調べていけば、いつごろから急速に気温が高くなったとか、1964年の東京オリンピックや高度成長期の気温変化がどうだとか、そういう考察ができるのだろうけど…まぁ、そこまでの学も気力もないし、調べればきっともうどこかで誰かがそういう考察はしているに違いなく…

まぁせいぜい自分がここで感じるのは、
こうなると、35°C位じゃちょっと暑いが、30°C位なら平気で、25°C位なら涼しいくらいに感じる体を作らないと、この先、暑さで死んじゃうかもしれないってことくらい……

今年の8月最終週はなかなかに暑く、コロナ禍の緊急事態宣言下で自宅で自粛して過ごしていると、午前10時ころには室内の温度計は30°Cを指し示しじわじわと汗がにじむ。

「室温が28°C以上にならないよう適切にエアコンを使用して熱中症にならないよう注意しましょう」って厚生労働省が注意喚起してるとか…

だけど、皆がエアコンありきの暮らしをしていたら地球温暖化はますます進んでしまうんじゃないのか、とか判ったような解らんようながんこじじぃ張りの文句を言いながら、うちは田んぼを渡る風が通るからまだ大丈夫だとか言ってエアコン使わずに団扇でしのぐ…

地球温暖化に対して、暮らしの中でできることは正しくちゃんとやらなくちゃね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です