透析歴16年目

2023年9月30日で、透析歴丸15年が過ぎて、16年目に突入した。

15年目の1年は、コロナが収まりつつあるとの政府判断で、皆が動き始めた。世界中が動き始めた。

コロナ禍は、基礎疾患だ高齢者だと弱者扱いの中で、余計に感染しちゃなるまいと気を配り行動を慎んできたが、さすがにこの1年は気は配ったが行動は緩めてきた。

見送っていた息子の結婚式も執り行えたし、孫ともたっぷり遊んだし、ディズニーランドも行ったし、南こうせつのコンサート(グリーンパラダイス)も行ったし、温泉旅行も京都観光も行ったし…etc.…

ただ、旅行先等での他病院での透析はまだ尋ねてもいない。根拠は無いが、まだ駄目だろうなと思っている。なので、一泊の旅行も翌日帰って透析に行ける範囲に限っている。

ライブ活動も徐々に再開した。お客様に一緒に歌おうと呼びかけられるのが嬉しい。

身体のことでいえば、病院にお世話になったのは白内障の手術と大腸ポリープくらい。

透析では、たぶん初めての経験で、ドライウェイトを1.5kgも減量した。

1日おきに透析に通うのはもうすっかり日常化してしまっているので、さほど苦にはならない。むしろ、塩分摂りすぎちゃった感じの時など、早く透析に行きたいと思うことすら…。

外食等で塩分過多となると、すぐに口が渇くとともに口の中がベタベタした不味い感じになってしまう。それは透析をするまで元に戻らないのだ。

透析仲間は相変わらず増えることはない。元より夜の部の患者はお勤めの方がほとんどだから、忙しい時間を縫って透析に駆けつける人ばかりでロビーで無駄話をしている人は少ない…。

その上、密を避けるという理由でロビーの使用が禁止されたままであるし、ロッカールームも必要最低限の利用と会話を慎むようアナウンスされたままだ。患者同士でコミュニケーションをとる場がない。もう今更さほどコミュニケーションを取りたいと思っているわけでもないが…。

患者さんの入れ替わりはよく解らないが、15年前から見かける顔はほとんど居なくなってしまったように感じる。死ぬまで通う透析なのだから、同じ顔触れがず~っと続くはずなのに、昼の部に移ったか、転院したか、移植したか、それとも…。

看護師さんもスタッフも15年前から居る人はひとりも居ないんじゃないか…。先生も途中から院長を務めるようになった先生だけが15年前から居るだけだ。

16年目も透析は当たり前の日常として、大きな問題が発生することなく過ごせますように。

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