急に思い立って京都観光にでかけたのだが(その話はこちら⇒)、なかなかのポンコツぶりを発揮してしまった…。
朝一番の新幹線に乗るつもりで、5:30起床の準備をしていた。が、目が覚めたら6:00!
「母さん!6時だ!」
「え?なんで?!」
目覚ましかけたはずなのに、かけてなかったのか…
目覚ましなんかかけなくても、これまでは目覚ましが鳴る前に目が覚めていたのに…
夫婦ふたりで寝過ごすなんて、結婚40年、初めてのことじゃないだろうか…
夫婦そろって歳だポンコツだと苦笑いしながら、大急ぎで身支度し、一本遅れの新幹線に乗り込む。
さて、このタイミングの旅行は、全国旅行支援策で、宿泊費の40%が補助され、地域振興クーポン券(平日3,000円)がもらえる。このクーポン券がチェックイン前にもらえるものか、ホテルに電話して確認する。
「本日宿泊予定の古山ですが、クーポン券は朝もらえますか?」
「クーポン券はお渡しできますが…… 少々お待ちください…本日のご宿泊のご予約をいただいていないようなのですが…」
「え?!」
よく調べてもらうと、予約は1ヶ月後の日付だとのこと…
一瞬、頭が真っ白になってしまった。どうしよう…もう新幹線は京都へ向かって名古屋を過ぎてしまっている。今さら引き返せない…どうしよう…
「今日はもう部屋は空いていないでしょうか?」
「お待ちください」
頼む!空いててくれ!
結局、ワンランクグレードの高い部屋で、1万円の予算アップで、なおかつ晩ご飯抜きで、なんとか一部屋確保できた。
席に戻って家内に報告する。かくかくしかじか…。
「そぉうなの…仕方ないわね…」
「まいった……」
「まぁ、部屋空いてたんだからよかったじゃない」
そう言われて少し救われたが、これでポンコツぶりを責められでもしていたらもう京都観光どころの気分じゃなくなってしまうところだった。
ネットで予約した部屋は日付が間違っていたが、電話で予約をしたホテル企画のツアーは正しい日付で申し込んであったのがせめてもの救いで…電話申し込みの際、ホテル側でも宿泊予約を確認してくれればよかったのになぁと、責任を少しでも転嫁したい思いに駆られながら…
気を取り直して、なんとか気分を上げて京都へ向かった。