「あと、1時間とちょっとね」
「え?もう終わりじゃないですか?」
「5時間だから、あと1時間よ」
「いや、4時間でお願いしたんですが・・・・・」
福島県いわき市への出張で、同じ病院で2度めの臨時透析を受けている。
帰りの電車の都合もあり、4時間透析で依頼をしている。
開始時にも4時間で、と念を押している。
なのに、5時間透析の設定になっていたようだ・・・・・。
「どうしましょう、あと10分で、700gも残ってるけど・・・・・、ちょっとお待ち下さい」
看護婦さんは、慌てて誰かに相談に行ったようだ。
おいおい、勘弁してもらいたいなぁ。
この病院は、患者個人からの臨時透析の申し込みを受け付けない。
あくまでも病院経由での申し込みでなければならない、とのことで、
いつも透析に通う病院から電話で予約してもらっている。
まぁ、先月もお世話になり、2度目のことなので、安心していたが、
どこに間違いがあったのだろう?
そもそも私が「4時間」と明確に依頼しなかったのだろうか、
うちの病院が伝え忘れたのだろうか、
こちらの病院が聞き漏らした、あるいは伝え漏らした、のだろうか。
確かなことは、今日のスタート時には5時間と伝わっていて、
それを私が4時間に訂正してもらうようお願いしたことだ。
なのに、5時間の設定になっていた。
結局、他の看護婦さんとか先生とかと相談したのか、
そのまま700gを残して4時間で終わることへと、ことが進み出した。
何か、しかるべき説明があるか?
無い・・・・。
どうしましょう、小言のひとつも言いましょうか。
いや、電車の時間に余裕がないから、辞めておきましょう。
なにも言わずに淡々と終了処理を済ませ、
普通に会計処理もして、タクシーを飛ばして、
電車の時刻の10分前に駅へ。
折しも、透析事故(事件?)のニュースが入ってきたばかり。
「誰でもいいから殺して死刑になりたかった」という49歳の医師が、
自ら勤める透析病院の透析患者のチューブを抜いた。
もしもそのままの状態が2分続けば致命的だったと伝える。
我々透析患者は、透析の機械の仕組みや操作を教わっていない。
だから、何か間違いが起こったとしても、それに気づいたりすることすら
危ういかもしれない。
想像でしか無いが、
4時間を5時間と間違えることなど、キー操作ひとつのことだろう。
だけど、どんな重大な事柄がひとつのキー操作で設定できるのか、
それを想像しただけで肝が冷えた。
命がけじゃん。
正直、700gの除水が出来ずに残ることなど、
特に大騒ぎするほどのことでも無いと思ったが、
700gの水分を昨日飲めていたら、と思うと、
どんな思いで水分を我慢してるか、おまえに解るのか!
と、どなりたい衝動に駆られた。
こんばんは。
2度目のコメントになります。
こやまんさんの、おっしゃる通りだと思います。
今の透析機械は、すべて機械のほうで計算、設定してくれます。
もちろん入力は人の手によるものですが、昔のように電卓片手に
なんてことはありませんね。
だからこそ、確認作業が必要になるのですが、看護師さんも
慣れちゃうと、そこらへんがいい加減に成っちゃうんでしょうね。
私はいつもスタート直後に、機械の画面を見せてもらい、設定に
間違いが無いか確かめています。
けっこう間違いがありますよ。
温泉あまごさん、こんにちは。
すごいですね、機械の画面を見せてもらうんですか。
私は、一度も見たことがないので、見ても何が何だか解らないのがオチですが^^;
もう少し勉強しないとダメですね。