血管の状態を検査する「血圧脈波検査」
両手両足首の血圧を同時に測定することで、
足の動脈の狭窄や血管のしなやかさが測定できるのだという。
「じゃ、そこのベッドに横になって下さいね」
検査や処置のためのベッドに横たわると、心臓がドキドキしだす。
それじゃ、正常な値が測定できないじゃん、といつも思う。
「大丈夫ね?初めてじゃないしね」
「はい、大丈夫です」
「痛かったら言ってね」
これが、相当痛い。
足首の血圧の測定は、かなりの強さで足帯を締め付ける。
※足帯というかどうか、腕帯の足版なので^^;
でも、痛いといっても我慢できないほどじゃないし、
わずかな時間だし。
それにしても、
どういう仕組みで血管の狭窄やしなやかさが解るのか。
私も 聞きもしないし、病院側からの説明もない。
いや、あったかもしれないけど覚えていない・・・。
心臓バイパス手術を受けたのが、2009年12月。(詳しくはこちら⇒)
バイパスが手術後すぐに詰まってしまって、
ステントを挿入したのが、2010年12月。(詳しくはこちら⇒)
それから半年、
初めてこの検査を受けたのが、2011年6月。
私が心臓バイパス手術を受けたから、
それを受けてこんな検査を始めたのだろう。
もっと前からこの検査をしていたら、
心臓冠動脈の狭窄は見つけられたのだろうか?
最初は半年毎に検査していたが、
今年から1年毎になった。
検査結果は以下である。
1.足関節/上腕血圧比(ABI検査 正常値:0.91~1.40)
・右足:1.27
・左足:1.29
2.脈波伝播速度(baPWV検査)
・右足:2044
・左足:1991
「健康な58歳男性と比べて高値です」と注釈がある。
脳や心臓の血管にリスクがあるってこと?
「特に異常はありませんね」
それが所見だった。
でも、この3年の経過を見ると、
血管のしなやかさはだんだん悪くなってきている。
それは、歳のせい?
それとも運動不足だとか何かに起因する悪化?
ステントにゴミが付着してる、とか。
心臓バイパス手術の時、
冠動脈にステントを入れている患者さんが何人か、
入れ替わり立ち替わり入院してきた。
その患者さんのひとりが、
ステントの回りに脂肪とかが付着して血管の狭窄が進み、
3年ぐらいでステントを入れ替えるんだ、と言っていた。
もう慣れっこさ、とも。
私のステントも3年半が経過する。
ぼちぼちくる?