透析患者は、ウイルスや細菌への抵抗力が弱まっている、と聞く。
へぇ~、そうなんだ。と他人事とのように聞く。
が、喉が痛くて声が出ずらく、ほとんどしゃべらない一日を過ごして、
そうなると、抵抗力が弱いことを実感し、感染症が心配になる。
喉の痛みに思い当たるフシはひとつしかない。
昨夜というか今朝というか、明け方に寒気がして目が覚めた。
梅雨が明けて、このところ、暑くなってきていて、
長袖だが薄いパジャマに替えて、タオルケットをお腹の辺りに掛けて寝る。
タオルケットも暑くて、どこかにはねてしまっていることも多いが。
更に、寝がけに暑いので、窓を開けたまま寝てしまう。
「何時だろう?」
目が覚めた。
時計を見ると、まだ5時にならないじゃないか。
「もう少し寝ちゃおう」
6時頃まで寝てしまうことにして目を閉じた。
「寒いか?」
少し寒気はするが、布団をかぶるほどでも無いように思われ、
それでも、窓を閉めたほうがいいかな?
「まぁあと1時間だし・・・・・」
思っているうちに眠りに落ちた。
それがいけなかったのだろう。
目が覚めると喉がイガイガして、声が出しにくい。
その上、咳まで出るじゃないか・・・。
熱は無さそうだけど、風邪かな?
たかが、そんなことで風邪をひくなんて・・・・。
明らかに抵抗力が落ちている。
透析になると抵抗力が弱くなる、というような記述を、
ネットで「透析」を検索していると、よく見かける。
どこかの病院のホームページだったり、透析患者さんのブログだったり。
それでもそういう実感はなかったので、
他人ごとのように読み流してきてしまったが、
透析も6年目、いや、あと2ヶ月で7年目に突入する。
透析が引き起こす病というか症状が、ぼちぼち顔を見せ始めるのか。
それでもきっと予防策もあるだろうから、
ぼちぼち関心を持って勉強をしておかないといかんのだろうなぁ。
そう思い始めたら、
なんだか体がだるいような気がしてきた・・・・・。
病は気から。
だけど、そうは言い切れない腎臓を抱えてるからなぁ。
弱気になる・・・・・。