血液検査で尿酸値が９.４と出て、
尿酸値が高いので薬を処方するという。
おかしい。
先の痛風騒動で尿酸値は散々話題になり、
透析患者の尿酸値は１０位までは普通だと聞いたばかりだ。
先の痛風騒動でも不審に思い、過去の検査結果を見たが、
ぱらぱらと見ただけだったので、今度はちゃんと見てみた。
概ね過去１０年、１２０回の血液検査のうち、
尿酸の検査値が９.０を超えているのは１６回あり、
そのうち、注意のマークがついているのは３回で、
一番高い検査値は９.９が２度あり、注意のマークは付いていない。
いったい、どういう判断基準に基づいているのか。
１０までは大丈夫というのに、
９.９は大丈夫で９.４は大丈夫じゃないという判断が、
むちゃくちゃだと思うのが普通の感覚ではないだろうか…
６月の定期血液検査の結果です。
・ダアライザー：MFX-25S
・血液流量：250ml/min
・ヘパリン：1500/1000
・基礎体重（ドライウェイト）：65.6kg（スリッパ400g、パジャマ500g込み）
・透析時間：５時間
＜成績＞（）内は基準値
・KT/V：1.84（1.2以上）
・アルブミン：3.9（3.8～5.3）
・尿素窒素：73.0→16.2（90.0以下）
・クレアチニン：13.83→4.24（15.0以下）
・尿酸：9.4→1.7（10.0以下）
・ナトリウム：138→137（135～145）
・カリウム：5.9→3.7（5.5以下）
・カルシウム：9.5→9.8（8.5～10.0）
・リン：4.5→2.7（4.0～6.0）
・総コレステロール：162（130～220）
・中性脂肪：107（30～170）
・血糖：91（70～130）
・γ-GTP：43（8～64）
・ヘモグロビン：11.0（8.0以上）
・ヘマトクリット：34.1（25.0～33.0）
・血清鉄：72（50～180）
・フェリチン：200（13～277）