障害者手帳が、カードやアプリで可能になるとか。
新聞記事で見かけて、そりゃいいと思った。が…
どこへ出かけるにも必ず携帯して、
多くの場面で一応提示してみる。
様々なサービスが受けられる、ありがたいことだ。
しかし、身体障害者手帳を交付してもらって12年が過ぎ、
写真のように、かなり劣化してしまっていて、
いったい誰の写真なのかさっぱり判らない始末だ。
再交付してもらったほうが良いのではないかと思い、
一度、市役所の窓口で見せたのだが、
「写真がこんな風になってしまってるんですが…」
「こうなっちゃうんですよねぇ」
話はそれで終わってしまった。
どうやら他の人たちの手帳もこんな状態なのか?
再交付にもお金と労力がかかるから、
役所でいいということならまぁそれでヨシとしていた。
しかし、
カードやアプリにできるということなら話は別だ。
新聞で紹介されていたのは「ミライロID」というアプリ。
(こちら⇒)
さっそく市役所の窓口に問い合わせてみる。
市役所としては、障害者手帳は県の管轄だということで、
市が県に問い合わせたところ、そういう動きは無いとのこと…。
県に直接問い合わせてみる。
カード型手帳の導入については、
検討を行っている段階で、導入の詳細や時期は未定とのこと。
手帳そのもののアプリ化については、
国から発行の形態として認められているものではないため、
現時点では発行する予定はないとのこと。
丁寧に答えてくれたが、
だんだん期待が薄れていく…
今のところ、期待値を上げるには、
ミライロIDなど、民間企業が始めたサービスの認知度が上がり、
割引などのサービスを提供してくれる提携事業者の数が増えていく
ことが最も現実的なのかな。