新型コロナウィルスが猛威を振るい、
2020東京五輪は1年延期となり、2021年の開催も果たしてどうか、
誰もがまだ半信半疑の中、20210325、聖火はスタートした。
20210723東京へ向けて。
スタートの式典をテレビで見ていて、
そうなんだよなぁ、
本来、オリンピックは世界の平和への祈り、アスリートたちの憧れの舞台、地球のありとあらゆる夢や希望を明日へつないでいく、誰もが笑顔で心躍らせるものなんだよなぁと、あらためて思った。
それなのに、
新型コロナが世界中に蔓延する中、オリンピックなんかやっていていいのか、やってる場合か、もっと大事なことがあるだろう、なんて批判的になっていた。
福島をスタート地点にしたのだって、
東日本大震災からの復興への祈りなんだから、被災した人たちを心から応援すればいいんだよなぁ。
それなのに、
まだまだ復興は道半ばなのに目をつむり、復興の証だ、復興のシンボルJビレッジからスタートだ、って浮かれてる場合か、なんて批判的になっていた。
聖火リレーの実施にしても、
考えに考え抜かれたコース、選びに選び抜かれた走者の人たち…
走者に選ばれた人それぞれがそれぞれの思いを胸に、その大役に応えよう、責任を果たそう、生涯の記念にと心期して走ってくれるのに違いない。
それなのに、
へんてこりんなコース設計だとか、沿道の密を避けられるはずがないじゃないか、見てみろ賢明な人は辞退してるじゃないか、なんて批判的になっていた。
確かに、この夏、オリンピック・パラリンピックを開催するのには懐疑的であり、賛否・価値観は人それぞれでいいと思うが、夢や希望を抱くひとたちのその夢や希望は讃えてあげたいと、式典を見ていて思った。