動脈硬化のカテーテル治療(その1)

右足の動脈硬化をカテーテル治療するために入院した。
6日間の入院とのことなので隣町:浜松市の病院まで妻に車で送ってもらう。

コロナ禍で浜松へ行くのも久しぶりだし、ホームページによれば、入院先の病院ではコロナ患者が発生したりしているし、なんとなく緊張感が漂う。


「きっと入院前にPCR検査するんだろうな」
「私もするのかしら?」

しかし、予想に反して、体温と体調チェックに手指の消毒だけで病院内に入れた。

入院手続きを済ませ、入院病棟へ。
ここからは入院患者だけしか入れないようになっている。入院病棟の入り口で入院病棟の看護師と2~3の確認をして、妻は帰って行った。
面会はできないし、洗濯物等の手渡しもできないので、よほどのことがなければ退院までは会えないことになる。なんだか心もとなく名残惜しいような…

ベッド周りを整え…、何度か入院しているが、いつも妻がテキパキ支度してくれるのだが、今回は自分でぼそぼそと…、病院のパジャマに着替えて、ベッドに腰を下ろす。

さて、…

入院初日、火曜日、検査があるとも聞いていないし、どうしましょ。

4人部屋の廊下側のベッド。向かいは空きベッド。
窓側には先客有りで、隣はカーテン閉めっぱなしで挨拶もできない。
斜め向かいの窓側の先客はお休みの様子で挨拶できない。

所在なく昼になり昼ご飯が来た。

透析食・副菜1.5倍と書いてある。
食欲はあるか尋ねられたが、あると答えたので1.5倍なのかな?

美味しい。

病院食はマズいと、多くの人が口を揃えて言うけれど、ボクの味覚は大したことないようで、たいがい美味しいと感じられる、ありがたいことだ。

ご飯も済み、お腹もいっぱいで、ベッドに横になりウトウトする。

入院の計画書を見ると、症状欄に「間欠性跛行」と書いてある。
調べると、ちょっと歩くと足が痛くて歩けなくなり、少し休むとまた歩けるようになる症状のことをいうのだと。
なるほどその通りの症状だ、ちゃんと症状名があるんだ。

SNS(FaceBook)に入院したと記事をアップする。
何人かの人がコメントをくれて、対応しているうちに晩ご飯。

何もすることがなく、テレビもつまらないし、本をひろげては眠くなり、SNSやネットニュースを覗いたりしているうちに消灯。

初めての病院で、なかなか眠りに付けず、ちょっと眠っては目が覚めたり、夜が明けるのを待ち遠しく思いながらの入院一日目。

つづく

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