下肢閉塞性動脈硬化症の手術(4)ー痛み止の効力ー

少しはうとうとしたか、何度かうとうとしたか、気がつけばカーテンの向こう側が明るくなってきている。

長い長い忍耐の夜が明けた。

時計を見ると5時を回ったところ。ということは、あと1時間もすれば痛み止が切れて、またも!ってことか。早めに看護婦さんに匂わせておくか。流行りの緊急事態宣言だ!

ナースコール!

「どうしました?」
「次の痛み止は何時ですか」
「今日からは食後に処方されてますよ」
「わかりました」

わかりましたって言っちゃったけど、どうゆうこと?朝ご飯は7:30だからそれまでは痛み止は飲めないってことじゃん!大変だ!

6時頃から痛み出すとして7時半までの1時間半をのたうちまわるのか…

看護婦さ~ん、助けてくださ~い、何かいいお薬はありませんかぁ~

警戒しながら緊張しながら時間とのにらめっこが始まる。

6時が過ぎた、7時が過ぎた、あれ?痛みが来ない、どうした?いやそれでいいんだけど、どうした?

ヨシ、朝ご飯が来た!

ご飯を掻きこみ、痛み止をお腹に放り込む。セーフだ!やったもう大丈夫だ、今日はもう終わったようなもんだ。

しかしそのあと、ストレッチャー(移動用ベッドをそう呼ぶらしい)で透析室へ運ばれての透析がもたついて、終了時間が3時になってしまうことが確定した。痛み止のことが頭をかすめる。

まずい…

透析が終わるまでご飯は食べさせてもらえない。朝の痛み止が切れちゃうじゃん…さあ困った…

痛み止のことに頭も心も支配されて透析の時間をすごした。

あれ?痛まないじゃん。

もう痛みは無くなった?それとも痛み止がスゴい効いてる?

3時半、お昼ご飯を掻き込んで痛み止をお腹に放り込む。もう大丈夫だ。今日は終わったようなもんだ。

しかし、そのあと、リハビリという恐怖の時間に襲われる。

(つづく)

“下肢閉塞性動脈硬化症の手術(4)ー痛み止の効力ー” への2件の返信

  1. 大変だったのね。
    痛いのがすごく伝わりました。血管を切り開いたんですか?
    患者さんの気持がよく理解できました。
    私みたいな臨床検査技師は、検査だけ。治療については文字でしか知らなくて。
    勉強になりました。
    リハビリも痛そうですが、どうかがんばって

    1. 池田知世子さん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。

      臨床検査技師をされてるんですか、心強いです。

      血管を切り開いて中の”石”を削り取ったんですって。怖いね~。まだビデオは見せてもらっていませんがとても見れるとは思えません。

      どうしても病気のことが多くなりますが、他のテーマも戯言を書いています。懲りずにまた寄ってやってください。

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