夏休みの絵日記

夏休みにママの田舎の実家の庭でキャンプをしました。
バーベキューしたり、花火をしたりして、テントで寝ました。じぃじもばぁばも、ママもパパも、妹もぼくもみんな笑っていました。


と、描くはずの絵日記が絵葉書で届く。

今年こそ、今年の夏休みこそ、県境を越えてやっと家族が共に過ごすことができると、期待は目いっぱい膨らんでいた。その矢先、全国レベルでコロナの感染が急拡大した。

それなのに、国レベルでは何の策も沙汰もない…
コロナ自由自在の、行動の判断は各自の勝手でしょの、リーダー不在の日本になってしまった。

勝手なんだから動けばいいじゃないか、とも思う。が、ここでの行動が子供(孫)たちの将来にわたっての判断基準を左右する。

動いちゃいかん、ここは我慢だ、との判断が私の判断基準だ。娘たちもそう判断したのだろう、見合わせるとのこと。

それでも、子供(孫)たちはその中から立ち上がってきて、こうなるはずだったと絵手紙を描いて送ってくれる。

スイカやトマトや、ほんとうなら畑で直接収穫して食べるはずだった夏野菜などを送ったお礼だという。

じぃじとばぁばは涙をこらえて絵手紙を鑑賞し、額に入れて部屋に飾って、結局泣いてしまう。

会って肌が触れ合う暖かさには敵わないけど、それでも、会えなくても、心を通わすことはできる。

だけど、会いたいよなぁ。

泣きたいのは孫たちだ!
コロナの奴め!

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