7月が終わろうとしている。例年ならいよいよ本格的な夏を迎えるところだ。が、ここ数年の異常気象(気象が異常なのではなく、地球が異常なのだろうけど…)は、7月なんてほぼ毎日が夏日・真夏日を記録していて、下手すると40度に届こうとしている。
たいがい、この暑さにまいってしまう。
畑の栗もポトポトぽとぽと毎日落ちてしまう。
栗は食べるまでに面倒で、毎年ほとんど無駄にしてしまっているが、今年こそは、ちゃんと栗拾いして焼くなり、蒸すなり、煮るなり、なんとか食べましょうと、実が結び始める頃に思った。
そう思ったばっかりに、まだ実りの季節じゃないのに毎日ポトポト落ちてしまうのが惜しくてならない。
暑さのせいだと、暑さを憎めば暑さが増すようで、自分まで落ちてしまいそうだ。
人間のせいで、地球をこんなに暑くしてしまっているのに、地球のせいで暑くてたまらんと思う身勝手さ。
栗と人と、どっちがどこまで環境に対応していけるだろうか。限界を迎える前に、本気で地球を守らにゃいかんと、落ちた栗が食べられないもんかと思いながら…。