窓辺を麻の生成の蚊帳のカーテンにした。
それまで、木製のブラインドを20年くらい使ってきた。これはこれで、ウッディで暖かみが感じられて、とても気に入って使ってきた。
窓の外側は、庭先の通りを歩く人からの目隠しになるようにと、常緑樹を植えてきた。
金木犀、銀木犀、常磐万作、ヒメシャラ、オリーブ、フェイジョア、ジューンベリー、etc…
放ったらかしではあるものの、20年も経てば立派に目隠しの役割は果たしてくれるようになり、ここは思いきって窓を解放してしまおうと。
ただそれでも、透明ガラスの全面的解放はさすがに心許なく多少は何か被いをと。そこに蚊帳のカーテンのニュースが、麻の蚊帳にうるさい同級生の布団屋から届く。
さっそく見せてもらうと、これがいい!
しかし、木製ブランドに問題があるわけでなく、外すのももったいなく、迷うことしばし…。
しかし、蚊帳のカーテンに気持ちは動いており(新しいことにひかれちゃうよね)、木製ブランドは外してもいつでも使えるようにしまっておこうということで納得することにした。
霞がかったように薄ぼんやりと外の緑が映る。そこはかとなく雅に感じるのはあまりに手前びいきか…😆
蚊帳から射し込む陽射しも蚊帳をわたる風も優しく柔らかい。古くなった家までも新しい輝きを得たような😉
気分上昇で、この際、このカウンターで珈琲など楽しめるようにもうひと工夫しようかと、冷たいお茶など飲みながら家内と会話が弾む。