歳とってはじめたことー公民館講座ー

定年退職して、自由な時間がたくさんできた頃、なにか新しく楽しいことはないモノかと思っていた。そこへ家内からのアドバイスが入る。
「交流センターの体験講座でも受けてみたら?」


「学びの庭」に磐田市内の交流センター(旧公民館)で行われている様々な講座の案内が紹介されている(Web版はこちら⇒)という。資料代くらいの費用負担で様々なテーマで教えてくれるので大変人気なようだ。

わざわざ講座を受けてまで新しいことを始めるのも億劫な気もしないでもなかったが、モノは試し。当面、庭木の伸び放題を何とかしないといけない課題に直面もしていたので、うってつけの「庭木剪定入門講座(定員10人・参加費300円・3時間の実践コース)」を申し込む。

初めてお目にかかる同年配か少し先輩かの7割は女性の参加者。実践が始まればほんの少しの遠慮はありながらも、そこは伊達に歳はとっておらず、慣れた人との交流と変わらぬ話っぷりで会話もはずむ。

交流センターの人の話によれば、どこの地域でも女性は出てきてくれるけど、男性はなかなか出てこないらしい。男はシャイなんだということにしておこう。

思ったより気楽に受けられ、大変学びにもなったので(剪定講座は2度受講したけど趣味になることはなかったが…)、他の講座も受けてみようかと思った。

そば打ち体験、キムチ作り、肉まん作り、金山寺みそ作り…etc…

特に、食べ物作り講座は、実際に作ったものを持ち帰れるので、食事の足しにもなるし、大変重宝し、好んで参加した。

ただ、どの講座も定員数は少なく、しかも常連の参加者も見受けられ、早いもの勝ちの申し込みは神経を使う。ぼやぼやしているとすぐ定員いっぱいで参加できなくなってしまう。緊張だね。

新型コロナで、交流センター講座の開催も思うに任せなかったりしたが、また徐々に元のペースになってきたようだ。

どの講座に行っても今のところ、それを機に、家でも試みてみるとか趣味になるとかという展開にはならない。ただ、それは講座の内容云々ではなく、もともとの性分の為せる技だと思うが、機会を見つけて講座に参加してみようとは思う。

歳とって始めたこと。交流センター講座を受けて美味しいもの作ったり新しい刺激を得たり。

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