透析患者は覚悟しろ

新型コロナを5類に移行するだのしないだのってにわかに騒がしくなってきている。5類がインフルエンザ相当で、移行することのメリットがどうのデメリットがどうのとテレビニュースから耳に入ってくる程度の知識しかないが、気にはかかる。

社会や経済を動かさないと世の中が崩壊してしまうから、動き出そうとすることは止められない。若者や子供たちの未来のため、やむを得ないのだろうとも思う。

じゃ、どうすれば良いのか、相変わらずニュースは総花的で、基礎疾患持ちと高齢者は気をつけろと言う。

透析患者は基礎疾患持ちなんだろうし、自分は66歳だから高齢者なのだろう。が、そういう意識は薄いままなことに問題がある…。

透析患者でも亡くなっている人は、糖尿病だったり腎不全とは別の病気に起因していることが多いようなことを耳にするし、亡くなっている人の8割は70歳以上の高齢者で、死亡率は70歳代で5.2%、80歳代で11.1%だ。60歳代で亡くなっている人は全体の10%強で、死亡率は1.7%だ(NHKのWebサイトで調べたところ)。

自分は危険度が高くは無いのだと思いたくて、そういう都合の良いデータを探してしまう。

5類に移行されると、感染者や濃厚接触者が少しくらい症状があったとしても医者にもかからず自宅待機することもなく何食わぬ顔で街に繰り出してきてしまう。社会的補助は無くなるし、医療費は高そうだし、働いたり出歩いたりすることを制限する力はどこにもなくなってしまうのだから。

そうなると、ウィルスは街中に蔓延することになり、今以上に罹患率は高まり、抵抗力の弱い者(基礎疾患持ちの高齢者)から亡くなっていくことになるのだろう。

だから、抵抗力の弱い者は、自己判断で自己防衛するしかないのだろう。

自己防衛って何をすれば良い?
相変わらず3密を避け、マスクをし、手指消毒を怠らず暮らすってことなのか。

旅行もイベントも解放されつつあり、マスクも要らなくしようとしているが、そういう社会の動きをよそに、透析患者の自分は、旅行も行かず、イベントにも顔出さず、マスクはきっちりしてという暮らしを続けることを覚悟しなくちゃいけないのか。

ほんとにそうなのか?

何を書いているのかわからなくなってきてしまったが、自分も旅行行きたいし、イベントに参加したいし、友人との宴席に顔も出したいし…。ダメなのかなぁ…。

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