生垣や果樹との苦闘

家を建てた頃、目隠しになるように家を囲うように樹木の苗をせっせと植えた。槇の木、アカメガシ、さざんか、キンモクセイ、etc…

30数年経って、それらは立派に生垣の役目を果たしてくれてはいるが、のびのびと伸ばした枝葉が…

自分的にはそのままで一向に構わないのだが、世間的には「ぼさぼさ」だと云うわけで…、外聞の悪さに耐えられず、刈り込みに腰をあげる。

年に一度くらいしか腰をあげないのだが、年に一度きりだとその枝ぶりは実に見事に自由になっているわけで、手バサミなどではとてもラチがあかず、”電動”モノを頼ることになる。

電動バリカンと電動ノコギリだ。

もちろん、手バサミも手動ノコギリも太枝切りバサミも用意して、フル装備で臨むのだ。

NHKの朝ドラを見たら、どんなに寒くとも、冷たい風がビュービュー吹いていようとも、腰をあげて作業に向かう。リズムと勢いが大事だからね。

切った枝葉がなるべく散らばらないように、ブルーシートを敷いて作業に取り掛かる。

が、一時間もすればくたびれてしまい、ひと休み…。
ひと休みしたら気分が落ちてしまい、作業ペースがた落ち…。

適当なところで、収集用専用ごみ袋に枝葉を拾い集める。適当な長さに刻んで袋に収める。袋は2つしか用意してないので2つに収まる程度で拾い集める。

袋に納めたら、軽自動車に乗せて、市のごみ焼却場へ。157円/10kgで引き取ってもらえる。うちの袋は、ギューギュー詰めていつもだいたい20kg/袋くらい。

じつは、枝葉を切るより、袋に詰めて焼却場へ運ぶ作業の方が手間がかかる。それと片づけ…。

家囲い東西南北4辺、一日一辺のペースで作業して、それが済んだら畑の果樹の切込みだ。さくらんぼ、アーモンド、スモモ、梨、リンゴ、もも、ブルーベリー、ジューンベリー、ビワ、桑、柿、みかん、ネーブル、レモン、栗、etc…。

果てしない…、気が遠くなりそう…、よくもまぁ欲をかいて植えに植えたものだ…。

休めた腰が上がらず、もう一服しようかとお茶をお替りする。

“生垣や果樹との苦闘” への6件の返信

  1. いつもブログを拝見しています。
    こやまんさんより少し年上の家族が透析を始めてもうすぐ4年になります。不整脈があり、近日中に心臓カテーテルの手術を受けます。生きるためとはいえ透析は辛い治療ですね。
    こやまんさんが色々な試練を乗り越えて音楽活動をしたり、元気にこのような活動をされている姿を見ると、とても励みになります。これからもお元気でブログを続けて下さい。応援しています。

    1. ここみさん、はじめまして。
      コメントをいただき、はげみになります、ありがとうございます。

      透析4年で、次は心臓ですか。私と同じですね。私の心臓はけっきょく冠動脈のバイパス手術になってしまいました。もう10年も前の話ですが。透析が引き起こす体の不調はあれこれあるようです。立ち向かうしかないんですよね、グズグズ言いながらになっちゃいますけど…。ブログにはついついそのグズグズばかり書いてしまいますが、懲りずにお付き合いください。透析に通うご家族にもよろしくお伝えください。

      ありがとうございます。

  2. 立ち向かうしかないんですよね。
    こやまんさんのグズグズ?にも親近感を感じます。白内障の手術が無事に終わるといいですね。

    返信ありがとうございました。

    1. ここみさん、こんにちは。

      白内障の手術は、じつにあっさり済みました。いや、手術中はがちがちに緊張してましたが…。
      次は何が待っているのか、まるで生きている証のように毎年毎年何か痛みが待ち構えています。

      がんばりましょうね。

  3. ありがとうございます。
    がんばりましょう!

    1. ここみさん、こんにちは。

      はい、供にがんばりましょう。
      また遊びに寄ってください。

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