年金相談に

年金相談のため、予約をとって朝一番で年金事務所に向かう。

朝の通勤ラッシュは遠い昔の話で、天竜川の橋を渡るのに何時ごろに何分くらいかかるのか、今の情報をさっぱり知らない。
通常なら30分かからないところだが、45分の余裕を見て出かけた。

と、なんと、まったくラッシュに会うこともなく、20分も駐車場で待つことに…。おかげで1番に入所。

妻が、私も話を聞きたいとのことで同席する。

すると相談員さん、相談者は私であるのに妻の方ばかり見て説明をする。

この感じ、どこかでも覚えがある…。そうだ、病院だ。足の手術を何度もしてくれているあの先生だ。あの先生も妻の顔ばかり見て説明をした。いや、詳しい説明は妻の同席を待ったりした。

そんなにアテにならない風貌のポンコツじじぃに見えるのかなぁ。ポンコツなのは確かだが、なんだかなぁ…。

まぁそれは、ともかく、相談内容はというと。
妻が65歳になるまで加給年金というものを支給してもらっているのだが、来週には妻が65歳になってしまうので、その後の年金はどうなるのか、一番たくさんもらうにはどうすれば良いのか、という相談。

現在、基礎年金は障害者年金を、厚生年金は老齢年金を受給している。

相談員さんさっそく現状の資料をプリントアウトして、これ(加給年金)が無くなっても、現状のままが一番多くもらえると簡潔に説明してくれる。

あまりにあっさり済んでしまったからかどうか、他になにか不明な点はないかと尋ねてくれる。これ幸いで、妻の年金受給について、すぐにもらうのと受給を先送りするのとどっちがお得なんでしょう?と。

先送りすれば一年に受給できる額は8.4%増えます。ですが先送りした一年は何ももらえないのです。それを8.4%で取り戻すと考えた場合、11.9年、約12年かかります。一年先送りして12年もらい続けてやっと先送りした1年分を取り戻せるということです。

相談員さんは得意げに、だけど優しく教えてくれた。

12年後、つまり77歳になって、あ~得したって思ってももう遅いかもしれないな。今を楽しむ、それが今のキーワードじゃないのか。

私の相談事より、ついでに聞いた妻の相談のほうが為になった年金相談でした。

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