ほんとうに大切なもの

2025年も二週間余りが過ぎ、あの阪神・淡路大震災から30年だと、朝からテレビが賑やかだ。

正月は、息子夫婦が暮れに帰ってきてくれて、一緒に年を越し、新年のお参りにも出かけられた。

50年以上も初詣は毎年「法多山尊永寺」と決めている

団子が小さくなっても、あんこが少なくなっても、この厄除け団子は食べにゃならん

正月三が日も穏やかに過ぎ、暮れに壊れた風呂の修理も無事に済み、これという予定もなく、久しぶりに帰ってくるという子供たちを迎える支度に勤しむ。

久しぶりに子供たちが帰ってきて家の中が賑やかだ

鎌倉から長女が娘を連れて、青森から次女も娘を連れて、富士から長男が嫁を連れて、それぞれに帰ってきてくれた。

子供たち3人が家に揃うのは、3人が家を出て行ってから初めてのことじゃないだろうか。それぞれに家庭を持って、家族も増えて、感慨深い。

今年の歌い始めは「ゆやホール」でのライブ

ちょうどタイミングよくライブが予定されていて、皆で応援にも来てくれた。孫たちには初めてのお披露目だ。

ライブ出演後に記念写真を撮ってもらった

3日ほど皆で賑やかに過ごして、またそれぞれの生活の舞台に戻っていった。子供たちは立派に成長してくれていて、胸がいっぱいだ。

静かになった居間のテレビで、阪神淡路大震災30年の報道を見ながら、あの時も、あの時も、あの時も、いつだって。東北の大震災から10年の時だって(その話はこちら⇒)、ほんとうに大切なものは何なのかって、胸を心を震わせながら考えたことを思い出す。

日本中の人が思ったはずだ、それは「家族」だって。

自分も今はこれだけの家族に恵まれて、幸い今のところ大きな事故も無く皆無事に暮らしている。ありがたいことだと、つくづく、しみじみ。

もう少し、子供たちが安心して暮らしていけるためにも、じじばば元気に仲良く、彼らがまた帰って来られる故郷を温めていよう。

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