透析導入のために2週間の入院をして、少しづつ透析に体を慣らしていく。
「それでは、どこからお話しましょうか」
「どこから、って・・・・・」
管理栄養士から食事の指導がある、というので妻にもきてもらっている。
どこから説明するか、って初めてなんだから最初からでしょ?
なんだか、いきなり出鼻をくじかれた思い・・・・・。
塩分6g、カロリー1800kcal、タンパク60g・・・・。
ぇえ?!
そういう制限は、透析前にも言われていて、
透析になれば、そうした制限はなくなって、
何でも食べられるように聞いていたけど・・。
まだ、その制限は続くの?
「透析するんだから、そうした制限は要らなくなるんじゃないの?」
そんなこと言われても、管理栄養士さんは困るばかり・・・・。
食事制限の仕方を説明をしに来てくれただけで、
食事制限の必要性を説明しにきてくれたわけではない・・・・。
透析前の2年半に及ぶ抵抗は何だったのか、
まだ続くらしい食事制限に気持ちが落ち込んでしまった。
減塩のために控えたい食品とか、
カリウムが多い食品とか、
うす味でおいしく料理を作る調理方法とか、
その後続く一通りの話は上の空になってしまった。
「結局、この後も減塩の食事を作ってもらわにゃいかん・・・・」
「そうみたいね」
「・・・・・・」
妻の負担は増えるばかりなのに、それに感謝する気持ちが上手に伝えられない。
(つづく)
あさってから透析が始まります、今は不安だらけで、文章を読ませてもらい少しは楽になりました、頑張ってみます。
松井さん、はじめまして。
ようこそ、そして、コメントいただき、ありがとうございます。
何を言っても、何を聞いても、何を読んでも、不安はぬぐえませんね。
それだけはわかります。
それでも、もやもやをお聞きすることくらいはできますから、
もやもやをコメントして不安と闘ってください。
そして、透析に突入していく気持ち、受け入れていく気持ち、etc
振り返ることができるようになったら、また聞かせてください。
ありがとうございます、仕事も続けながらやるつもりです、またいろいろ教えて下さい!お願いします。
松井さん、こんにちは。
透析導入が落ち着きましたら、また感想とかお聞かせください。お待ちしています。