ケロイドが動く

心臓の手術跡がケロイド状態になっていて、
心臓の手術の話はこちら⇒

その一部が動き出したようだ…。

2009年の年末に心臓冠動脈のバイパス手術を受けた。
その際、胸を切り開いたわけだが、
その縫合痕がケロイドになってしまった。

喉ぼとけの下あたりからみぞおちあたりまで、
胸の真ん中を縦に、見苦しいまでの傷跡が残った。

それから6年、ケロイドの一部が傷み始めて、
一年以上にわたって軟膏を塗り続ける治療をした。
その話はこちら⇒

その時、ケロイドは完全になくなったわけではなく、
うっすらとピンクっぽくもあるけど、 傷みはなくなったし、
治療前の赤茶けた色に比べれば、 ほとんど気にもならない程度だし、
ということで治療は様子見とした。

それから5年、このごろ、またケロイドが突っ張るような感覚が。
よく見ると、一部が赤茶けてきていて、触るとゾワゾワする。

痛くも痒くもないが、突っ張るような違和感はあるので、
とりあえず、透析クリニックで看護師に相談する。

「ここが、触るとゾワゾワするだよ」

看護師は勤務歴が浅いので、私の手術歴を知らない。
おそらく、カルテをひっくり返せば、
心臓手術もケロイド治療も記載があるはずだが……。

かいつまんで経緯を説明する。

「今、皮膚科に行ってますよね…」
「そうか、皮膚科ね、来週行くから先生に聞いてみるよ」

突発性難聴の治療の時、顔に湿疹ができ、
原因がはっきりしないが(難聴と同じストレスだと言うが…)、
それ以来5カ月、その湿疹の治療薬(塗薬)をもらいに皮膚科に通う。

湿疹はいっこうに治らないが、その話はまたにするとして、

「先生、実は手術跡が触るとゾワゾワするのですが…」
かいつまんで冠動脈手術からの経緯を説明する。
「また、ケロイドが動き出してるね」
「そうなんですか」

塗薬を処方してもらった。
見ると、5年前に塗っていた薬と同じだ。
・デルモベート軟膏0.05%
とても強いステロイドだということらしい。

前回は、市立病院の形成外科で、
気を付けて患部にだけ薄~く塗るように注意されていたが、
今回は特に注意もない。

それでも、前回同様に気を付けて塗るとしよう。

それにしても、
ケロイドがまた動きだすだなんて……
眠っていた傷ついた細胞が起きだして、
正常な細胞を傷つけていく?

人の体は不思議だ。

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