長引く自粛生活

新型コロナウィルスの感染拡大で、
3月の頭から始まった自粛生活も、
ついにこの8月で6ヶ月めに突入した。


毎月何らかの形で実施していたライブ活動も
毎月通い始めたディズニーリゾートも
2~3か月に一度くらい行っていた家内との旅行も
気まぐれに出かけていた近場のトレッキングも
2週に一度は出かけた図書館も
毎年行っていた同窓会旅行も
毎年日比谷野音で行われていた南こうせつのコンサートも
年に一度の主催行事の磐田フォーク音楽祭も

あれもこれも自粛自粛でお預けになってしまい、
自粛を言い訳に、うちにこもったっきりで、
日々のウォーキングにさえ出かけなくなってしまった。

出かけることといえば、
一日おきの透析クリニックと、
週に一度くらいの日常品の買い物と、
週に1~2度の家内との外食と、
隣の畑に何か収穫できないか毎日見回ることくらい。

青森の娘と孫に会えるねぶた祭りも今年は出かけられず、
鎌倉に引っ越した娘と孫たちと遊ぶこともかなわず、
富士に暮らす息子だけが顔を見せに来てくれる。

しかし、世の中は、
長引く自粛生活の反動かどうか、
3蜜を守ればいいとか、GO TO トラベルだとか、
夜の街にもレジャーや旅行にも人は動きだしているようで、
そのせいかどうか、
あちこちの都府県で感染者は連日増え続けている。

ここ磐田市もついに4名の感染者が発覚し、
お隣の浜松市ではクラスター発生で連日感染者が報道される。

自粛をしているとはいうものの、
正直、遅ればせながら、緊張を感じる。

ライブ仲間がぼちぼち手探りでライブを始めたりしているという
SNSへの投稿を、羨望と警戒と…複雑な思いで眺めているが……

基礎疾患を抱える高齢者、という、
新型コロナに感染したら危険な人たちに分類される身としては、
緊張をもって更なる自粛生活を余儀なくされる感じだ。

透析クリニックでは他県への移動は控えるよう要請しているし。

感染することはその重症状態も怖いが、世間評価はさらに怖く、
その上それを透析クリニックに持ち込んでしまうようなことになれば、
社会的に抹殺もされかねないし……

もしかして、
ひょっとして、
万が一 ……

そう思ううち、
どこへ出かけるのも怖く、また億劫にもなってきてしまっている。

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