新型コロナ禍で、
なのにGoToトラベルの東京発着もOKの雲行きで、
だけど不要不急の外出自粛ムードも相変わらずで、
人それぞれ、悲喜こもごもの９月の大型４連休が過ぎた。
私は、というと……
長引く自粛生活で、
出かけるのが、恐いし億劫だし（その思いはこちら⇒）で、
ひきこもり状態だが、どこかに出かけたい思いも引きづっている。
そこで、初日の９月１９日土曜日
佐鳴湖一周６ｋｍを歩くのがいいんじゃないか、
県内だし、運動不足解消だし、野外だから密になりそうもないしと、
自らに言い訳気味に、ひさしぶりに家内とお出かけモード。
最近購入したガイドブックに紹介されているパン屋でパンを仕込み、
佐鳴湖湖畔の木陰に腰をおろして湖を眺めながら早めのランチ。
猛暑だったことが嘘のように風が秋めいて、
赤とんぼなんかも飛んだりしてとっても行楽気分。
気持ちよく歩き始めて２Kｍのお寺（龍雲寺）で、
これもガイドブックに紹介された世界一大きい般若心経に心洗われ、
樹木葬だの永代供養だの「それがいいか」とひとしきりの終活…？
残り４Kmを休み休み歩いて、翌々日の筋肉痛……
翌日２０日は家に引きこもり、
娘に送ってもらった今はやりの「鬼滅の刃」を読みふける。
何がそんなに面白いのか、よくわからない…
翌日２１日も引き続き引きこもりと透析へ。
翌２２日、最終日は浜松フルーツパークへ。
イチジク狩りが最終日らしく家内の希望で出掛ける。
朝一番で出掛けたのでさほどの混雑なく過ごせたが、
聞けば、前日は大変な混雑だったという。
帰りには、
築１９０年の古民家再生の喫茶店（蔵のカフェ）で一休みして、
お彼岸のお墓参りを済ませて連休を終わる。
出掛けたら、とにかくマスクして、大声でしゃべらず笑わず、
密を極力避け、ことあるごとに手を消毒し、…
仕方ないけど、窮屈なことだ。
TVでは、この４連休は、
熱海が、伊東が、多くの観光地が大変な人混みだった、
「子供がもう限界だし」「こんなに人が多いなんて」と、
他人事のようにインタビューに応じる遠方の観光客を報じる。
そんなに出掛けちゃっていいのかと、
自分のことは棚に上げて批判気味に見てしまう自分がいて、
どうもイヤなやつになってるなぁと自嘲する。
この連休の後とか、
１０月からの東京発着GoToトラベルの後とか、
その辺の様子を見ながら自分の暮らしも少しづつ少しづつ…、
なのかなぁ。