65歳からの年金受給

65歳からいよいよ老齢基礎年金が受給できる。

その65歳の誕生日(2021/04/25)が間近になってきたので、受給の手続きをするための案内がぼちぼち届きそうなものなのだが……、

いまだに案内が届かないことになんとなく落ち着かず、このまま待っていればいいものなのかどうかも不安になり、年金機構に電話してみる。

「まもなく届くと思います」
「そうですか、ありがとうございます」
「相談のご予約をお取りしますか?」
「ぜひ、お願いします」
ってことで、手際よく次のステップに進めてもらえた。

と、なんと、その日に案内が郵送されてきた……
何かにつけポンコツで困っちゃうわけで……。

62歳から老齢厚生年金を受給している。
それまでは障害年金を受給していたが、老齢厚生年金を受給できる62歳になる時を待って、障害年金と老齢厚生年金とどちらを受給するのが得かずいぶんと勉強した(その話はこちら⇒)。結果、老齢厚生年金の受給を選択した。

65歳の今回は、老齢年金と障害年金の組合せの選択になる。
組合せとしては、老齢基礎年金と老齢厚生年金、障害基礎年金と老齢厚生年金、障害基礎年金と障害厚生年金といったところか。

予約した相談日に年金事務所に出向く。
優しそうな顔つきの年配の男性の相談員に当たった。ちょっとホッとする。険しい顔つきの相談員だと気おくれするし……

「年金受給の比較検討をしたいってことですね?」
「はい」
あらかじめ相談の主旨は電話で伝えてある。
「こんな感じですね」
組合せの比較が計算してくれてある比較表が提示される。

障害基礎年金と老齢厚生年金の組合せが一番支給額が多い。

「あれ?基礎年金がもらえるようになるのに、現在の厚生年金だけの金額とほとんど変わらないんですね?」
「そうですね、現在は障害者特例で満額に近い形で支給がされています」

そういえば、障害者特例で70万円くらい(基礎年金相当額)もらっていたっけ、ありがたい。

「ご存じと思いますが、障害年金は非課税ですが、老齢年金は課税対象ですので、ここから所得税や住民税を差し引いて比較しなくちゃいけませんが…」
「現在の老齢厚生年金で税金はらってますので解ります」
「また、障害基礎年金の受給者には、年金生活者支援給付金が加算されますので、それがプラスで勘案できます」
「年金生活……何ですって?」
聞き洩らしや間違いをしないようにメモしながら確認する。

制度の主旨が理解仕切れないが、年間6万円ほどの給付金が支給されるというのだ、ありがたい。

「そうすると、障害基礎年金と老齢厚生年金の組合せに決まりですね」
「よろしいですか」

比較表を出してもらって帰って、じっくり検討するつもりで出向いてきたが、要領を得た説明をしてもらったので、持ち帰ってじっくり検討する要素もなく、その場で判断がついたので、受給手続きを進めてもらうことにした。

「次は、奥様が65歳になる際に配偶者加給がなくなりますので、その時にまた検討ということになりますね」
「はい、判りました。ありがとうございます」

手続きも手際よく進めてもらい、今後の対応もアドバイスもらって、一時間弱で65歳からの年金相談を済ませることができた。

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