先の記事で、定期血液検査の結果報告のサービスレベルが低下したと書いた。
(その話はこちら⇒)
そして、その報告書をよく見ると、検査数値があきらかにおかしい…
ナトリウム、カルシウム以外は、透析後の数値がいつもに比べて著しく低い。
・カリウム 2.4
・リン 0.6
・尿素窒素 1.1
・クレアチニン 0.72
・尿素 0.3
何の説明もなく結果報告書を渡されたが…
これは、どう見てもおかしい。
そこで、次の透析の際、看護師に質問する。
「この数値がとんでもなく低いんだけど…」
「あ、ごめんなさい、説明なかった?透析後の血液採取を間違えてしまって薄い血液だったの」
採血した看護師と報告書を渡してくれた看護師と質問に答えてくれた看護師はそれぞれ別の人だが、即答だったので看護師間でこの件は共有されていたようだ。
薄い血液?
どういうこと?
と、聞き返そうと思ったが、
こちらから質問しなければ、説明もせずに報告書を渡すだけでヨシとされてしまうところだったのか、その上、間違えたで済まされちゃうのか再検査はしないのかという思いがモヤモヤして、なんだかもう追求する気力が湧かず、
「あ、そうなの…」
と、話を終わろうとすると、
「まぁ、透析前のデータの方が重要だからね」
なんて言うものだから、
はぁ?だから透析後のデータはどうでもいいって言いたいの?
なんだって?
と、言い返そうと思ったが、そんなことあるわけがないじゃないか!たいしたことないで済まそうとするのか!とか声を荒げそうだったし、声を荒げると怒りがこみあげてきて精神衛生上もよろしくないので、飲み込んだ…。
リンやカリウムなど、腎臓でコントロールできないから、透析で正常値に戻すんじゃないのか。正常値に戻ったかどうか透析後のデータで確認するんじゃないのか。透析前のデータは正常値じゃなくても腎臓が働いていないんだからある意味当たり前だけど、透析後のデータは正常値に戻さなきゃ透析する意味がない、透析の方法が悪いってことになるんじゃないのか。それらを判断するために透析後のデータを取るんじゃないのか……
そのあと、しばらくモヤモヤモヤモヤしていたが、やがて食事の時間になり、持ち込んだ梅干しの酸っぱさに口をゆがめているうちに辛口が消えていった……
それから、冷静になってみると、次の疑問が湧いてきた。それは、ナトリウムとカルシウムの数値は低くなかったのは何故なのかってこと。血液が薄かったのならすべての数値が低くなっても良さそうなものなのに……
不可解なことが多い……
はじめまして、マッタリナと申します。
いつも拝見させていただきありがとう
ございます。
医療スタッフといえどもミスや勘違い、
そしてデータの読み違いなど人間なので
日常茶飯事におこっているはずです。
しかし、このアゲンストの状態を素直
に認めて謝ったり、丁寧な説明ができ
ないのは次のことが起因していると
思います。
①自分達は人の命を預かる仕事して
いて間違いがあってはいけないという
思いが根底にあるので、その間違いを
ウヤムヤにしたり、訳のわからない
言い訳を積み重ねて自分自身を誤魔化
している。
②間違ったプライドや自負心が邪魔を
して、患者に対する謙虚さや思いやり
が剥落していいかげんな対応になる。
③透析患者を侮って、常に上から目線
のスタンスを堅持する。
私も透析を始めて2年半ですが、医者
はもちろんのことですが、看護師から
も、すみません、ごめんなさいとか
申し訳ありませんといった類いの言葉
を聞いた記憶がほとんどありません。
特に、前の病院では穿刺を失敗して
謝る看護師は皆無でした。
とにかく、医者や看護師という人種は
そういうものだと諦めて付き合って
いくしかないように思います。
p.s.
ナトリウムとカルシウムの数値が
正常値だったのは、透析液の中の
ナトリウムとカルシウムによる
影響なのかもしれません。
マッタリナさん、はじめまして。
私のブログをお読みいただきありがとうございます。
マッタリナさんのおっしゃる通りだなぁと思いますね。このコロナ禍で何かと好意的に医療スタッフが称賛されていて、概ねはその通りなんだろうと思いますが、自分の身近では称賛に値しないケースも見受けられ、とても残念に思います。
まぁそれも個人差なのかなぁとか、たまたま体調が悪かったのかなぁとか、いろんな風に解釈したり、こうしてブログに書いて発散したりして、怨みを残したりしないように努めます。死ぬまでお世話にならなくちゃならないので……。
コメント・アドバイスをいただき、ありがとうございました。
これからもどうぞ気軽に遊びに寄ってやってくださいね。