足の血管の専門医にかかる(2)

足の血管の専門医にかかり、造影CTを撮った。
その話はこちら⇒
それから一週間、さらに足の血流の検査を受けた。


左右の足の甲と裏のそれぞれの血流を測るらしい。
心電図を測る時のようなシール状のものを貼り付けて、サランラップのようなもので巻いて、そのうえで、血圧を測るようにギュウッと締め付けて計測する。それにしても締め付けている時間が長い…

そういえば、何の検査なのかちゃんと聞いてない…

「何の検査なんですか?」
「ごめんね、じわ~っと測るもんだから時間が長くて…」
「(何の検査なの?…)血流を測るの?」
「そうね…」

え?歯切れの悪い返事…そうなの?どうなの?

「動かないでね」
「あ、はい」

が、動かないように意識していると無意識にぴくんと動いてしまったりして…すると、やり直し…

「ごめんね、ぴくんって動いちゃった…」

何度か繰り返しているうち、動かさないで居ることが苦痛になってきて、まだか、早く終わってくれ、と全身にじわっと汗がにじむ……

いったい何分計るんだろうかと頭の中でカウントしてみると、180までカウントしたり、60までで済んだり、なんだかよく判らない…

左・右・表・裏の4回で済むところ、ぴくんと動いちゃったり、そのうちくしゃみが出ちゃったり、新人教育なのか測り方を指導していたり、そのせいなのか貼り直したり、なんだかんだ、小一時間を要して検査が終わった。

そしてまたまた待つこと1時間半、やっと診察の順番となる。

「これが、腰から足にかけての血管の写真なのですが…」

先生の説明が始まった。

なんとなく予期していたような、いなかったような…

「黒っぽいところが血流があるところで、白いところが石灰化してしまっているところです」
「真っ白じゃないですか……」
「血管の中までは解りませんが動脈硬化が進んでますね」
「詰まっちゃったってことではないんですね?」
「そうですね、その先に血流がありますから。でも、この辺は毛細血管が出来ていますね」

心臓の時と一緒だ!
冠動脈が詰まった時、やはり毛細血管が出来てかろうじて血液を心臓へ運んでいたんだっけ。

その話はこちら⇒

「入院をしてもらってカテーテル治療をしましょう」
「判りました、お願いします。いつでも結構です」

5~6日の入院だとのことで、まずは女房にメールする。

まただぁ…
今年は足の動脈硬化か…
昨年は突発性難聴で、一昨年は白内障で、その前の年もなんか足の痛みだった… 毎年毎年何らかトラブルで、女房に世話をかけてしまう…

つづく

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