南こうせつの唄が好きで、よく口ずさむし、ライブなんかでも好んで歌うわけだが、その、南こうせつの新譜だっていうので、さっそくCDを購入した。
そもそもCDを買うなんてどれくらいぶりだろう…。
孫が出来て童謡かなんかのCDを買ったような気もするし、ディズニーのCDセットも最近買ったような気もするが、もう何時のことだったか思い出すのも容易じゃない…。
で、CDを買ったのはいいが、再生機器が無い、パソコンしか。が、まぁそれはそれでヨシとして、さっそく聞いてみる。
なんだろう、、流れてくるメロディに妙に心が躍る。
新譜を聞くなんて久しぶりだからだろうか。
こうせつの歌だからこその妙な期待感からだろうか。
きっと応えてくれる、こうせつはきっと応えてくれる。
それともこうせつの声・節回しへの郷愁みたいなもの?
10代から暮らしの背景にずっと流れてきているから?
かといって、
歌詞カードを取り出して歌詞を追いかけるわけじゃない。
すぐにギターをとって歌おうと思うわけじゃない…。
3回くらいぼや~っと聞いた。心地よい秋めいた風が、金木犀と銀木犀の香りをのせて、さわさわと吹き込んでくる窓際で、目をつむって聞いた。
コロナの閉塞感の時代を思い出すとき、
心の中では背景にこの歌が流れるんだろうな。
この歌を聞くとき、歌うとき、
コロナの閉塞感の時代が頭をよぎるんだろうな。
そんな思いもしながら午後のひと時を過ごした。
♪いつか晴れる日を信じて 今をひたすら生きるだけ
~ 「夜明けの風」南こうせつ ~