9月の初めから20日間くらい、入院して手術なんか受けて退院してきたら、すっかり季節が変わってしまっていた。
新型コロナの緊急事態宣言で世の中は止まっていたはずなのに、季節だけは巡っていたようだ。
畑ではいくつかの変化が……
茗荷の花芽がたくさん顔を出し、すでに花が咲き始めていた。
慌てて摘んで、甘酢漬けにして食卓へ。
一本だけの小さな栗の木から、栗は全部落ちてしまい、虫たちの餌食になってしまっていた。が、懲りずに少し拾った。
水に浸けて、良さそうな栗を選別する。中から虫が出てきたりする……
栗ご飯にしたり、
練って練って栗あんにして食べたり。
早生のみかん「興津」は、摘果の時期を過ぎてしまってたわわに実り枝が垂れ下がってしまっている。もったいないような気もしながら適当に摘果する。
カラスが騒ぐので見てみれば、まだ青い柿まで食べ散らかしている。
今年は、雨風日照りで柿は8個しか残っていなかったものを、すでに3個は食べ散らかされており、このままじゃ全滅なので、すべて収穫してしまった。
入院中も畑では、着実に時間が流れていて、自然は脈々と営まれているってことなんだな。
がんばってリハビリして、早く自然の営みの中に入れてもらおう。