大腸カメラでポリープを取った(その話はこちら⇒)。それから一週間が経って、取ったポリープの検査結果を聞きに病院へ。
大変に混む病院なので朝一番(9:00)の診察の予約にしてもらってある。30分前に受付を済ませて診察の順番を待つ。
ここ何年か、病院には必ず家内が付き添いで付いてくる(付いてきてくれる、という表現が良いか…)。どうも先生からの説明をボクから伝え聞くだけじゃ怪しくて仕方無いようだ。確かに思い当たる節も無いでもないし、ひとりよりふたりで聞く方が確かなことも確かだ。
気が付くと、こちらの病院の消化器内科の先生も、あちらの病院の血管外科の先生も、8割がた家内に向かって説明をしている。よほどボクがポンコツだと思われているのか…、それとも世の男どもは返事の割にアテにならないのが一般的なのか…
それはともかく…
「4つポリープを取りましたが、どれも異常ありませんでした」
「そうですか、良かった。ありがとうございました」
これで開放かと思いきや
「ただ、取りきれないものがいくつか残りました。すぐにどうこうではありませんが、どうしましょうか?」と家内に向かって尋ねる。
「どうしようか…」ボクも思わず家内の方を見て尋ねてしまう。が、答えは解っている。この際ちゃんとすっきりしましょって言うだろう。
「取ってもらっちゃったほうが…」ほら想定通り!
「お勧めは一年後くらいです」
「では、それで」
一年後にまた大腸カメラとなった…
なかなか開放されずちょっとがっかり…
「ところで、先生。今回はまったく眠くなりません
でしたが…」
「そうですか、前回と同じ薬を同じように使ってるんですけどね…」
「そうなんですか…」
「体調のせいかな、前回は緊張で前の夜によく眠れてなかったとか…」
「そうでも…」
「あまりお腹が痛むようなら薬を替えますから言ってください」
「はい、そこまでじゃなかったですので…」
眠くならないように仕向けたのかと思ったが、そういうわけではなかったようだ。それにしても、先生も助手の方も看護婦さんも眠くならない患者に対して何ら疑問を感じている節はなかったが、眠っても眠らなくてもどっちでも良いってことなのか…。
一年後の大腸カメラ直前の薬をもらい、大腸カメラの説明を聞いて(この一年で3度め)、すぐに病院に入っているタリーズコーヒーへ。