息子の結婚式

息子の結婚式と披露宴を執り行った。
富士山の眺望日本一と思われるホテルで執り行った。

コロナ禍で、一年以上も時を見送っての式宴となった。

体温測ってマスクして手指消毒して…コロナ感染防止対策してとはいうものの、大勢の人が寄って、歓声を上げて、祝杯を挙げてと、久しぶりのことについついウキウキ気持ちが弾む。

恩師のご挨拶をいただき、先輩後輩がエピソード話や余興で盛り上げてくれる。

コロナ禍で、人の集まりが敬遠されるようになっていて、それはそれで面倒がなくていいじゃないか、この際、面倒なものはみんなコロナのせいにして辞めちまえと思ったりしていたが、いざ集まって祝杯を挙げてみれば、これが人の縁（えにし）ってもんだよなぁやっぱり大事だよなぁ、とか思ってしまった。

それはともかく、３人の子供を育ててきて、これで３人の子供全員が所帯を持った。

これで、親としてはお役御免でいいのなぁと思いながら、久しぶりに集まった子供たちとその家族の顔を感慨深く眺めていた。みな、親に面倒かけずにちゃんとやってるみたいじゃないか、ありがたいことだ。

披露宴も楽しく賑やかく終わり、お客様方もお帰りになり、子供たち・孫たちが全員ホテルの親の部屋に集まってきた。新婚の長男夫婦も入れて総勢11人。あと何人か増えるのか否か、賑やかになったものだ。今のところ大きな問題も無く皆仲が良い、ありがたいことだ。

久しぶりの全員集合に、あれやこれや話が弾み、夜は更けていった。