左目も白内障の手術となった(その話はこちら⇒)。
入院の病室で、おやつを食べたり、夕食の腹ごしらえをしたり、瞳孔を開く目薬を差したりしながら手術のお呼びがかかるのを待つ。
18:00過ぎて、夕食の配膳が始まるというアナウンスが流れると、看護師さんが「さぁ手術に行きましょう」とお迎えに来てくれた。
車椅子に乗せられ手術室へ。急に緊張感が高まる。
手術台(椅子)に移るように促され、椅子が倒され、頭が押さえつけられるように固定された。もう心臓が飛び出しそうに緊張の極みだ…。
「楽にしてくださいね」
「はい…(声が上ずった…)」
「目薬差しますよ」「顔に布を被せますよ」「まっすぐ見てくださいね」「両目明けてボヤ~と上見てね」「麻酔しますよ、一回だけチクっとしますよ」云々
次々に声をかけてくれる。少しづつ警戒感が緩まりつつはあるけど、手はぎゅっと握り締め、全身に力は入っている。
「機械で目を開けますよ」
「…はい…」
「力抜いてね、恐いかな?」
「はい、恐いです…」
「前回がきつかったトラウマかな、大丈夫ですよ、5~6分任せてくださいね」声掛けが気が利いている。
握り締めた手を意識して緩め、肩の力も抜いてみる。ひときわ明るく見える光をぼや~っと見るように努める。
声かけてくれるタイミングを見計らって瞬きもする。前回は無言のうちにいきなり目薬が目にかかって来たり目に違和感が来たりして、耐えきれずに瞬きすれば叱られるし…
「明るくなりますよ」「機械の音がしますよ」「ちょっと重たく感じますよ」「レンズを入れますからね」「もう終わりますよ」云々
これだけ声をかけてくれれば気持ちの準備もでき楽になる。前回の時の無言の一時間以上の手術とは比べ物にならない。
「はい、無事におわりましたよ」
「ありがとうございます」
眼帯が当てられ、手術は終わった。多分ほんとに5~6分だったのだろう。車椅子で病室に帰ると、病室を出てから30分も経っていない。
「ご飯食べていいそうだから持ってくるね」
「ありがとう!」
それなら腹ごしらえしとかなくても良かった…。
手術が無事済んだこと、ほんとにあっという間で負担も少なかったこと、晩ご飯がすぐに食べられること、 etc… 家内にLINEする。
晩ご飯を済ませ、2時間の安静。横になり両目を閉じて大きく一つ息をはく。良かったなぁ…。
目には痛みも違和感もなかったが、なんとなく寝付かれずに、うとうとするだけの一夜が過ぎていった。
こんにちは
左目の白内障の手術が無事に終わって良かったですね
私も手術をしようか迷っています、こんなに簡単に終わるのなら受けてもいいかなと思っています
最近テレビを観ていてもテレビに映る人の顔がダブっていて良くわからないので困っています
keiさん、こんにちは。
ありがとうございます。術後の経過も順調です。
お迷いなら手術をお勧めします。私も半年迷っていましたがバカ見ちゃったなと、今は思います。
次なる事故とか引き起こさないうちに、どうぞご決断を。