いつもの「みなみ~ず」というメンバーではなくて、新しいメンバーとグループを組んでみた。
3人のうち特別に誰かがギターが上手いとか、歌が上手いとか、音楽的能力が高いとかというのではなく、むしろ、誰もギターも歌も上手いわけじゃないけど、組んでみた。”ノリ”というか勢いというか…。
もちろん、まったく話をしたこともないというような仲ではなく、ひとりは昨年「リハビリーズ」という名で1~2度ライブに出させてもらっている。(その話はこちら⇒)
ひとりは、ライブの時にちょくちょく顔を合わせる人で、なぜか一緒にやってみたいと思うようになっていて、思い切って声をかけてみた。自分より6歳も年上でなんと73歳だという。声をかけて知ったことだが。
さっそく5曲ほど一緒に練習する曲を決めて(30分くらいのライブに出ることを念頭に置いているわけだが)、練習を始める。
ギターのテクニックがあるわけでもないので、リードもベースも弾いたことはなく、ただ、安易なストロークかアルペジオを弾くのみ…。歌はかろうじてひとりがハモれるので彼頼りでハモってもらう。
ギター始めたばかりの初心者な練習風景を2回、3回と繰り返す。
70歳前後のじじぃが3人でギター持って集まり、拙い演奏にヘタな歌。だけど笑い声…。2時間もすればくたびれてしまい、早々に練習を終えてランチタイム。老化防止にはたいそう役立っているのじゃないか…。
週末ともなれば、あちこちで仲間内が主催するライブが開催されている。そこへ無理をお願いして出番を作ってもらう。
15年ほど前は、ここ磐田ではこんなことやっている連中はいなかったが、今やすっかり定着もし、あちこちの会場は満席だ。といっても、せいぜい50人程度だが。
しかも、下手くそな演奏や歌を批判したりする人は少なく、楽しい時間を過ごさせてもらえる。
新しいユニットは「MASAKIDS」(まさきッズ)とした。活動を続けるかどうか不明だが、練習含めて楽しい時間を過ごしている。