「古山さん、担当の○○です!」
「あ、よろしくお願いします!」
元気な空気感で、リハビリ指導のお姉さんが現れた。キレイなお姉さんだ。
ちょうどベッドの背中を上げて起き上がっている状態のところに現れた。
「起き上がれるんですね、ベッド降りれます?」
「どうかなぁ、ベッドの力で起き上がってるだけだし…」
「ゆっくりでいいので!」
その、有無を言わさない空気感、大したモンだと感心するし、頼り甲斐も感じる。
最初の手術後のリハビリの時、動き初めの指導の中に極意みたいなものを感じた(その話はこちら→)。
そんなことを意識しながら、そ〜っとベッドから足をおろしてベッドに腰かける。
「できたね!」
「いいですね!じゃ車椅子へ移れますか?」
これまたそ〜っと、まずは左足(手術してない方)に体重を乗せ、お尻を車椅子側へ向けて腰をおろす。そ〜っとそ〜っと。
「スゴい、できましたね!」
「なんとかなったね」
ちょっと嬉しくて言葉尻が自慢気味になってしまう。
車椅子はもう何度か運転しているので、乗れてさえしまえば、上半身に異常はないものだから、簡単に移動可能だ。
しかし、車椅子移動はリハビリじゃない…。談話室に移動してリハビリが始まる。
立つこと、腰かけること、足踏みすること、腰かけて足を上げ下げ曲げ伸ばしすること、つま先立ちすること、etc…
突っ張るし痛いし、いきなりにしてはハードだ…ただ、痛かろうが突っ張ろうが思い切り伸ばさなきゃいけないし、伸ばせばいいのだということが確認できた。
初めてにしてはハードだと思いながら、気持ちのいいマッサージもしてもらえたのが救いで…
術後の1日が終わる。さぁ、ここからは快方へ向かって、リハビリをがんばるだけだ。
(つづく)
