「透析とともに生きる」という本に、
視覚障害に陥ってしまった人の話が紹介されていて、
目からうろこというか、大変衝撃を受けた。
要約すると、こういうお話 ↓
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目が見えなくなってしまった方が、
ひとりで暮らしていけるように、がんばって、いろいろ訓練を重ねた。
例えば、朝起きて一番にする「歯磨き」。
練り歯磨きを歯ブラシにちょうど良い分量を載せて歯を磨く。
この練り歯磨きのチューブから適量を搾り出すこと、
そしてそれを歯ブラシの先に載せることが、
いかにも難しく、なんどやっても上手く出来ない。
しかし、ある朝、練り歯磨きを口に絞り出してみると、
それなら比較的たやすく適量が推し量れる。
その上で歯ブラシを口に運んで磨けば、歯磨きはちゃんとできる。
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