動脈硬化で右足の手術をして(その話はこちら⇒)、その後の経過観察で、3ヶ月ぶりに血管外科の先生を訪ねた。
どうも家内から信用されてないようで、
先生の話を正確に聞き取れていないと思われているようで…
手術を怖がって逃げようとすると思われているようで…
まぁどれも当たらずとも遠からず……、家内も付いてくる。
右足の手術痕はまだ痺れているが、歩行に支障はない。左足は負荷が高くなると、つまり速足で歩くと、すぐにだるくなってしまう。が、普通に歩いているぶんには、1万歩歩いても2万歩歩いても平気だ。
左足の手術を宣告されないように警戒しながら、状況を先生に伝える。が、
先生はCT画像を見ながら渋い顔で、
「やっぱり左足の手術だなぁ…」
もう何回も聞かされている閉塞性動脈硬化症の怖さを、改めてこんこんと説いて聞かせる。
その上で、左足のCT画像を示して
「ここ、完全に塞がってるし…」
血管を開いて、石灰化した石を取り除いて、パッチを当てて血管を広くして血流を上げる。
「かなりの距離になるが、それがいいと思う」先生、独り言にように。
「………」僕は黙っていると、
「お願いします」と家内が応える。
「6月になったらスケジュールしましょう」
「……はい」逃げられない…
CT画像は昨年の手術後のものなので、その後進行はないか、今一度CTを取って。その上で手術の方針を検討する、という話に落ち着いた。
正直、まだ昨年の手術の痛みの記憶が拭い去れておらず、気持ち的には腰が引けてしょうがないのだが、早いに越したことはないことも充分に理解はでき……
やっとライブの予定とか入れ始めたところなのに、それはまたしばらくお預けにするしかなさそうだ…