イマイチな干し芋

干し芋作りも梅干しと同じで4年生になる。

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しかし、今年の干し芋作りがイマイチなのだ…

普通サイズの芋よりも、小さくて芋としての商品価値のないクズ芋の方が扱いやすいので、先に小さい芋から干し芋作りに取り掛かった。

キレイに洗って蒸し器にいっぱいに詰める。40分ほど蒸かすとお芋の良い匂いがし始めるので、菜箸で刺して蒸かし加減をみながら、50分ほど蒸かした。クズ芋とはいえ味が悪いわけではなく、このまま食べても充分に美味しい蒸かし芋だ。

熱いうちに皮を剥いて、適当な厚さにスライスする。スライサーは兄に拵えてもらってあるが、この程度の大きさの芋なら包丁で充分だ。

一枚一枚重ならないよう丁寧に並べて陽に干す。写真は蒸かし器三杯分のお芋の量だ。

充分な日差しと冷たい風が得られれば、夜露に濡れないよう気を付けて、芋片面二日で、四日も干せば完成だ。

が、干している時から異変が…。

半分くらいの芋が白くなってしまうのだ。

完全に実が白くなってしまっているので、カビでは無いと思われる。食べられないわけでもないが、固くて甘みも無い…

良さそうな芋だけを集めて、孫たちに送る。

白くなってしまった干し芋をどうしたもんか、ネットで検索したりしながら、もう一度火を通したらどうかと、短冊に切って油で揚げてみた。

と、なんと!
白い部分は目立たなくなり、固さも感じられず、全体として甘みが感じられ、市販されている芋けんぴみたいで、干し芋よりも食べやすいし、めでたしめでたし、だ。

ただ、手間はかかるし、油もガス代もバカにならないし、保存の方法も判らないし…。

干し芋作り4年生には試練だなぁ…。

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