先に、産まれて間もないネコにミルクをくれた記事を書いた(その話はこちら⇒)。そのネコを飼うことになった。
家内の勤める会社に住み着いた野良猫が産み落として、面倒を見なくなってしまった子猫4匹。会社の人たちが救済しようと交代でミルクをくれた。が、次々と命を落としてしまい生き残ったのはこの一匹。
その一匹を野良にしないで誰かが引き取ろうとはするが、皆それぞれに事情があり…。年寄りふたり暮らしのうちが引き取ることに。
仕方ないとか言いながら、嬉しかったりもするわけで…。
寿命のことを考えると今からネコを飼い始めるのはどういうもんかとか言いながら、目先のかわいらしさに目はくらみ…。
エサ入れはこんな感じ、おしっこはこれで、じゃれたり爪研いだり遊んだりのネコタワーなんかも買っちゃって…
すっかり用意万端、生後2か月(と思われる)のネコを飼い始めた。
おしっこの躾だとか、ミルクからの卒業だとか、固いエサを食べさせるだとか、寝るとこはどうするだとか、食い付き癖がつかないようにだとか、朝から晩までネコネコネコネコ…の暮らしが始まった。
三毛猫だから名前は昔からミケだと、娘たちも賛成してくれたので、ミケになった。
今では、ネコは室内で飼うのが常識らしく外へは出ないように、これは躾なのか監視なのか…。なんだか窮屈でかわいそうな…。
まだ二ヶ月なので、ひとりで留守番も難しいとかで、なるべく二人で出掛けてしまわないよう、出かけるのも時間を短くするよう…。
寒い日はエアコンをかけて…ほんとか?!
子供の頃、ネコは自由で、好き勝手に、外へ出掛けたり、昼間は家で寝ていたり、布団に潜り込んで来たり、夏は家の中の一番涼しいところを、冬は家の中の一番暖かいところを我がもの顔で陣取っていた。
ミケは外には出してもらえないものの、すでにこの家の中心のように部屋中を走り回り好き勝手だ。
それを追って、夫婦の会話は3倍には増えたろうと思われる。朝ら笑いが出たりもしている。もちろん笑いも会話の中身もミケのことが8割ではあるが…。
それでもミケの話題に連られて、家の中が活気づき、片付けなんかも進んだりして、今のところけっこう毛だらけだ…。