透析中の血圧が低下してしまい、それが毎回なので、ドライを500g増やしてみた。が、それでも血圧低下は収まらず、ホルモン検査をしてみることに(その話はこちら⇒)。
ホルモン検査の結果
「今のドライでも良いけど、もう200g増やしましょう」
という先生の判断が下された。なぜ200g増やすのか解せないが、異議を申し立てる根拠も無いし…。
それに、僕としては、昨年落とした1500gを戻すのが正解のように思えているので、この200gじゃ全然足りないわけで…。
「今日から、もう200g増やしましょう」
「そうだね、そうして」
看護師さんとの話で、さっそく200g増やしたドライを今日の除水の目標に設定し直した。これで、血圧低下は収まるはずだった。
測定一回め。透析開始から2時間。血圧108。セーフ!
「かろうじて100は切らなかったわね、気分はどう?」
「異常なしだよ」
測定二回め。透析開始から3時間。血圧93。アウト!
「下がっちゃったわ…、気分は?」
「気分は異常ないよ、様子見で大丈夫だと思うけど」
「温度1℃下げて、様子見るね、30分後にもう一度ね」
30分後。血圧92。アウト!
「どうしましょ…」
「除水減らす?100g くらいかな?」
「そうしてみましょう、次は20分後ね」
普段なら除水量を減らすのは、なんとも気分が悪く、なんとかドライちょうどで透析を終わって帰りたいところだ。ましてや今日は週末で、透析の無い日が二日続くので、余計にドライで終わらせたいところ。が、先にも書いたように1,500gの余裕の思いがあるので、100gくらいどうってことなく思えている。
そして、20分後。血圧93。アウト!
「あら…う~ん…横這い…」
「様子見でどう?」
「気分は大丈夫?おかしければすぐにコールね」
そのまま異常なしで透析終了を迎えた。透析が終わって返血も済めば、血圧は上昇してくる。
ホルモン検査の結果、さらに200g増やしたにもかかわらず、その上、透析中にさらに100g除水を減らしたにもかかわらず、血圧低下は収まらない。今日はなんとか誤魔化せたが、このまま毎回低下を誤魔化し誤魔化し繰り返すことになるのか。
(つづく)