本当はまだ、透析しなくても良かったんだろうなぁ、とこの頃思う。
いや、透析当初から、そういう思いはあるのだけれど、
そんなこと思うのは、親身に診てくれているお医者さんに対して、
不遜きわまりない、甚だしく尊大なことであると、言い聞かせている。
だけど、透析歴5年、6年と経過するうち、
透析に慣れるとともに、透析のある暮らしの限界にも幾度かぶち当たる。
そんな時、透析じゃなかったらなぁ、と思う。
透析患者のブログです。2008年、50歳を過ぎて透析生活者となりました。透析になる前のジタバタした苦悩や、その後の透析を苦にしない(時々苦になりますが・・)暮らしや体験を綴った透析ブログです。心臓バイパス手術があったり、チベット体操でダイエットしたり、フォークソング・ライブしたり、トレッキングしたり、そんな内容です。では、どうぞ↓
透析になる前の抵抗
本当はまだ、透析しなくても良かったんだろうなぁ、とこの頃思う。
いや、透析当初から、そういう思いはあるのだけれど、
そんなこと思うのは、親身に診てくれているお医者さんに対して、
不遜きわまりない、甚だしく尊大なことであると、言い聞かせている。
だけど、透析歴5年、6年と経過するうち、
透析に慣れるとともに、透析のある暮らしの限界にも幾度かぶち当たる。
そんな時、透析じゃなかったらなぁ、と思う。
同級生のマドンナが逝ってしまった。
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自分の中の生きようとする力を大切にしましょう。
あなたも、私も。
これからが生命力のみせどころ。
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そういうメッセージを残して。
体重も20kg減量し、減塩と腹八分目の暮らしは続いた。
腎臓の悪化を告げられ、ダイエットと減塩の毎日を送っていた。
クレアチニンの値もカリウムの値も横ばいを維持している。
一日の塩分の摂取量が4g以上8g以下で、腹八分目のダイエット生活は、
多少の挫折はありながらも、体重が落ちていくという効果を見せ始めた。
しかし、肝心なのは、腎臓の変化はどうかということ。
明らかに塩分の多いものは食べないことにした。
すると、
日本食の基本のような、心髄のような食べ物が、
全部消えてしまった。
小さなお弁当箱の減塩弁当を持って出かける毎日となった。
時には、ひとり公園のベンチでお弁当を広げる。
時には、海辺の堤防で海をながめて、お弁当と話す。
減塩・腹八分目のダイエット、
一週間くらいが経った頃だったろうか、変化が現れ始めた。
力が出ないのだ。
“塩分8gのダイエット生活のつまづき” の続きを読む
一日塩分8gで、腹八分目のダイエット生活が始まった。
朝はトーストと目玉焼きとコーヒー。
トーストにバターを塗ると塩分の摂取量がわからなくなる。
目玉焼きに塩こしょうしたら、これまた塩分の摂取量がわからなくなる。
コーヒーには塩分は含まれていそうにない。